蒸気機関車ビーコロ

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素敵な絵本を買いました照れ

 

ご紹介します

 

 

「じょうききかんしゃビーコロ」


作・絵 ミノオカ・リョウスケ

 

 

 

 

ネタバレになるけど

ストーリーは・・

 

 

ビーコロは

工場の中だけしか走れない

蒸気機関車

 

 

デゴイチ、シロクニなどの機関車が

修理にやってくる

 

ある日、美しい姿の機関車・ヨシツネが

工場へやってきた

 

ヨシツネはビーコロの

思いきり外を走ってみたいという思いを知り

「やるべし」と賛同

 

ビーコロと一緒に働いている

ハチロクは

他の機関車仲間によびかけて

特別列車を走らせることにした

 

先頭はビーコロ、

そしてデゴイチ、シロクニ、客車を挟んで

ハチロクという4重連

 


走り終えたビーコロは大満足


それぞれの蒸気機関車が

特別な存在であることに気づき

自分自身にも

自信を持つことが

できたのだった

 

 

 

ワタシの胸がざわついたのは

今となってはかなり贅沢な4重連✨

1969年10月号の「鉄道ジャーナル」に

B20、C55、C12、8620の4重連で

3両の客車を引いたイベント列車の記事

「B20本線を走る」が載っているとのことです

 

 

そして

この本は京都鉄道博物館が

協力してるだけあって

京都鉄道博物館に

保存されている車両が

でてきてます

 

昨年12月に

京都鉄道博物館に行ったので

その時の写真を使います

 

 

 

まず主役のビーコロ

 

1945年~1947年に15両が製造

戦時設計のため資材節減、

簡略化構造されており

軽量でけん引力が小さく

構内の入換専用機として使用されていた

愛称は「ビーコロ」「豆タンク」

 

 

 

 

 
小さなカワイイ蒸気機関車飛び出すハート
 
蒸気機関車の花形といえば
デゴイチあたりだと思いますが
このあまり目立たないB2010を
主役にしたところがいいですね✨
 

 

 

 
 
 
「ハチロク」は
8620形蒸気機関車の愛称
1914年から1929年にかけて
687両が製造
大正時代を代表する
量産型の旅客用蒸気機関車
京都鉄道博物館には
8630号機が
動態保存されています
 

もちろんワタシが
一番好きな蒸気機関車は
ハチロクですラブラブ





「シロクニ」は
C62形蒸気機関車の愛称
1948年~1949年にかけて
49両が製造
特急列車のけん引に使用された
日本最大の旅客用蒸気機関車
 
京都鉄道博物館には2号機が
動態保存されており
「スワローエンゼル」と呼ぶ
つばめのエンブレムが
デフレクターに
取り付けられています
 
 
 
 
 
C62形2号機の炭水車は
機関車庫の中で
メンテ中だったので
 
 
 
 
後方からは
機関室が見えました
普段は炭水車があるため
こういった眺めは
見れませんよね〜
 
 
 
 
 
大型貨物・勾配用の
D51形蒸気機関車
愛称「デゴイチ」は
蒸気機関車の代名詞とも言え
1936年~1945年にかけて
1115両が製造
日本で一番製造された車両

京都鉄道博物館には
絵本に出てくるD51形211号機は
ありません
現在は
神戸市立王子動物園に
保存されているようです
 
 
なのでイメージとして
昨年乗車した
SLやまぐち号(D51200)の
写真を載せておきます
 
パワーファイターデゴイチなのだ物申す
 
 
 
 
そして
古くて美しい蒸気機関車
「ヨシツネじいさん」

7100形7105号機
1880年(明治13年)製造
アメリカから輸入された蒸気機関車
製造会社はH.K PORTER
長門ポッポちゃんと一緒の会社ね
 
 

 
 
長門ポッポちゃんネタはこちら下矢印
 
 
 
絵本の中でも
扇形機関車庫の風景がでてきます

細かいところまで
描かれているので
楽しめました
 
 
 
 
機関車庫内での
作業風景
動輪、大きいですよね
 
 

 
 

C57 形1号機、

復活できるかな・・

 

 

 
 
第2検修庫は
2階から
眺めることしかできませんでした
 
 

 
 

 

 

 

最後に・・

 
「みんな違って、みんな特別」
を確認できる絵本と
言えましたね
 
 
蒸気機関車好きにも
そうじゃない人にも
おススメの絵本ですグッ
興味持った方は
ぜひ読んでほしいな飛び出すハート
 

 

 

 

吉松駅のシゴゴちゃん、元気でしたよ下矢印

 

 

 桜おしまい桜