みなさんこんにちは
JR九州小倉総合車両センター見学も今回の4種目の車両で最後となります。
JR九州が独自に製作した赤い気動車ベースの検測車が本格的に走り始めた頃、ひっそりと引退した青いあの客車。

マヤ34-2009高速軌道試験車
最後まで活躍したマヤ34として、黒いDE10とセットで九州内の各路線や一部私鉄の線路まで検測を行ってきました。

車体に取り付けられたレーザーセンサー類
合計6つのセンサーが取り付けられている姿は異様な雰囲気

TR202A中間台車
グレーの太いフレームが台車下部に一本通っているのが特徴で、EF級の電気機関車みたいに台車が3つ並ぶ姿をじっくり観察しました。

台車のアップ
フレーム裏にもう一本レール状の部品(右中央サメの背ビレのように見える部分)が取り付けられていました。

簡易運転台
手ブレーキハンドルがいい雰囲気、自分が見る画像はDE10のプッシュプルばかりだったので近年はこの運転台は使用していたのか不明です。

軌道検測の中枢
工場寄りの車内はモニターが並ぶ部屋が検測を行う機器室となっていて、表示機器がまだ残っているので退役したようには見えません。

3つ並ぶモニター
手前の赤いボタンは非常停止スイッチ。隣には記録用SSDスロットが2つ

距離計・速度計部分
パネルに残されたメモ固定用らしきマグネットがソニックやゆふいんの森。少しだけ遊び心を感じますね。

検測用の出窓部分
模型でも再現されている部分なのですが、まさか自分が実車に乗り込んで内側から景色を見る日が来るとは…。

車両中間部にある休憩室
車両用シートではなく、待合所等においてありそうなベンチタイプ

休憩室の隣の部屋には発電機
電源車を繋いでいないのでマヤ34は発電機を搭載しています。
ちなみに静音タイプのデンヨー製パワーSPという置き型の発電機でした。マヤ34の画像はこれで以上となります。
最後に工場に入庫中の車両をカッコよく撮ってみました

883系 Ao-4編成
30年前の車両には見えない883系。今月は30周年のイベントが予定されています。
さてと、次の会場へ向かうとしましょう。実はこの日は比較的近所でもう一つの鉄道イベントが行われていました。 それではまた次回。