みなさま、エイプリルフールはいかがでしたでしょうか。
年一回の嘘つき、どうぞお許しください。
それでは、北海道編に入ります。
さて、いよいよやってきた夏休み。
夏休みは北海道の全駅間歩きが定番ですが、
さて、どこを歩こうか。
今年は職場の人員不足で、ついに1週間の夏休みがとれなくなりました。
抗議の意味も込めて3連休のあとに3日夏休みをくっつけて6日が限度。
室蘭本線全駅間歩きのゴール・大岸駅が存続黄色信号をもらっているから
早いうち続きを歩いて、ついでに日高線を鵡川まで歩くか?
…などと思っているときに、衝撃的なニュースが。
宗谷本線の雄信内、南幌延、抜海の3駅の今年度廃止が濃厚とのこと。
抜海駅はここ数年議題に上っていたので、来るときが来たかという印象でしたが、
雄信内、南幌延の廃止は予想外。
駅舎の大規模修繕はふるさと納税では賄えなかったのだろうか。
これらの駅が消えてしまうと宗谷本線の駅間はますますスカスカに。
宗谷本線は18年前に歩いた、全駅間歩きの原点ともいえる路線。
今もう一度歩いておかないと後悔しそうな気がしたので、
18年ぶりに全駅間歩きとして歩くことにしました。
宗谷本線は旭川駅と稚内駅を結ぶ最北端の路線。
できることなら全部歩きたいところですが、
今回与えられた休暇日数では
4泊5日で恩根内駅(跡)から稚内駅まで歩くのが精一杯。
これでも廃止予定3駅を巡ることはできます。
今回は18年前を振り返ることも裏テーマ。
18年前の写真もちょいちょい登場しますのでどうぞお楽しみに。
朝6時過ぎの羽田空港。
冬に連休をとることが難しくなり、考えてみれば10ヶ月ぶりの羽田。
行き先は旭川…ではなく、札幌。
旭川行きは予約時点で高いプランしか残ってなく、
札幌から特急(えきねっとの早割)使う方が安かったのでこちらを選択。
どのみち旭川行きに乗っても、名寄に行ける列車は昼前まで無かったりする。
というわけで、羽田を離陸。
このときは新浦安あたりから内陸に入るルートだったはず。
北海道方面は雨雲が通過した直後で、まだ雲が厚かった…
今回は苫小牧から直線的に着陸するルートだった。
無事新千歳空港に到着。
まずはJRの新千歳空港駅へ向かいます。
新千歳空港駅名物の北海道の路線図。
前来た時と設置場所が変わってた。
今回歩く宗谷本線部分を拡大。
路線図に刻まれる駅が少なくなり、地図のスカスカ感が強くなっていました。
今はここからさらに3駅減っている…。
快速エアポートで札幌へ移動し、
特急への乗り継ぎ待ちの時間を使って大通公園へ。
エアドゥの機内誌で紹介されてたさっぽろオータムフェストに行ってみることに。
すでにお店はオープンしていましたが、
時間的にまだお客さんの姿はまばら。
最初は冷やかしだけのつもりでしたが、
どうせどこかで昼食食べないといけないよねということで、
近くの店で鹿肉バーガーを注文。
味は良かったんだけど、紙のフォークとナイフはちょっとイライラする。
もうちょっと実用に耐えるものでないと厳しいなと。
ちょっと時間が押したので、地下道をツカツカ歩いて札幌駅へ。
のんびり歩くとたいした距離ないはずなのに、
急いでるときは意外と距離を感じる。
旭川で宗谷本線の普通列車に乗り換えて名寄駅に到着。
旭川出発時点で立ち席もそこそこという具合でしたが、
名寄に着く頃には空席も目立つ落ち着いた雰囲気。
宗谷本線の時刻表。
冷静に見れば1時間に1本も走っていないダイヤだけど、
北海道慣れすると、これでも多く感じるので不思議。
今回は宗谷北線には乗り換えず、
駅前のこちらの停留所から出るバスに乗って、恩根内を目指します。
恩根内行きのバスは1日8本。
やはり決して多いわけではありませんが、
宗谷北線の特急を含めた運行本数よりも多いんですよね。
(その1へ続く)