2025年4月1日より、銚子電鉄では2本目となる南海電鉄からの譲渡車の営業運転を開始した。
デビュー一番列車の様子。
仲ノ町駅5時37分発の外川行きより営業運転を開始した。
前面には南海電鉄とのコラボヘッドマークが掲げられた。今回こちらの編成については車番の変更を除いては南海電鉄時代の外観、塗装を殆ど保っている。
今回こちらの車両はクラウドファンディングで集められた資金を活用し、観光列車への改造が施され、『次郎右衛門』の愛称名がつけられた。当ブログでは偶然この車両の出発式の様子を捉えており、そちらの記事で命名の経緯などを書いているのでご覧いただければと思う。
ちなみに2両とも内装が異なるスタイルになっているので、内装の比較をしながら乗るのも面白いのではないかと思う。
外川駅に到着、早朝の一番列車だったため、人はまばらではあったがそれでも撮影に来ていたマニアの姿があった。
折り返して銚子駅に向かう。銚子駅には営業運転で初入線、南海電車が銚子の駅に停まっている姿は違和感満載。
当然JRの車両との共演も見られた。一体ここはどこなんだ?
その後は犬吠駅で下車し、近くにある撮影地にて次郎右衛門を狙う。
銚子電鉄22000形22005F 銚子行き
前照灯消灯かつ、標識灯が両側担当の状態でやってきた。本家の南海電車では現在前照灯の昼間点灯が実施されているため、かつて日常であったこの姿は今や実質銚子電鉄でしか見られない。
銚子からの折り返しを狙う。今度は前照灯消灯かつ、標識灯が片目の状態でやってきた。本家の南海電車は普通列車の場合は片方のみ標識灯を点灯しており、基本的に各駅停車で走る銚子電鉄の列車では本来あるべき姿(銚子電鉄では標識灯の点灯については運転士次第らしく、ある意味それも楽しみである)だと個人的には思う。
参考までにこちらが本家南海電車の普通車、標識灯は片側のみの点灯。
生憎の天気であったため、撮影は早めに切り上げ乗車をメインに楽しんだ。
原型を損ないすぎない範囲で、観光列車としての名に恥じない内装更新がなされ、まさに乗っても撮っても楽しい列車に仕上がったと思う。この日も銚子電鉄の乗務員さんには大変暖かく接していただき感謝の気持ちでいっぱいである。
また時間が合えば足を運びたいものである。
観光列車、次郎右衛門のデビューおめでとうございます。
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