くぬぎ山駅近くにある元新京成本社、車両基地等に変化がないか、見てみました
新京成から京成松戸線に変わって、いろいろ気にかかる変化箇所があるものです。
筆者は2025年4月2日にくぬぎ山駅付近で気になる箇所を確認に行きました。
元の新京成本社の看板は準備中?
一つは、新京成本社です。
かつての本社入口の上部に黄色の横看板があり、「新京成電鉄株式会社」の文字がありました。
4月2日現在は文字部分が撤去され、空白状態となっていました。
いつ頃、どのような文字が掲出されるかは定かではありません。
文字内容を勝手に想像すると、単に「京成電鉄」か、あるいは「京成電鉄支社」「京成電鉄松戸線支社」「京成電鉄くぬぎ山支社」のような文字に変わるかと思いますが、あまり自信はありません。
くぬぎ山車両基地は、くぬぎ山車庫に
次に、くぬぎ山車両基地です。
以前まで、車両基地の入口門の左側には「新京成電鉄株式会社」と「車両区」の文字盤が上下一体で掲げられ、右側には「くぬぎ山車両基地」の文字盤がありました。
それが新たに、門の左側は「京成電鉄株式会社」「検車区 くぬぎ山車庫」、右側は「くぬぎ山車庫」となりました。
「京成電鉄株式会社」の文字は、新京成時代とは異なっていました。
北初富方向に歩くと検修場があります。
以前は「新京成電鉄株式会社 くぬぎ山車輌検修場」となっていました。
こちらは単に「新京成」の文字部分の「新」をカットして、「京成電鉄 くぬぎ山車輌検修場」となりました。
車両基地についても京成の一員になった以上、京成の車両基地は宗吾参道駅付近の宗吾車両基地の1か所のみで、くぬぎ山は京成高砂車庫と京成津田沼車庫同様、車両基地から車庫への位置付けと思われます。
宗吾車両基地の拡大建替
京成では宗吾車両基地について、老朽化による補修、耐震補強が必要な状況の一方で、今後の成田空港利用者の増加に伴う京成の輸送需要増加が見込まれることから、基地の拡充にあたり、現基地の延命化でなく、現基地の南側に工場の移転、建て替えを行ない、2029年3月の新工場完成を予定しています。
この時点で、くぬぎ山車庫の検査についても、その位置づけを含め、車両全般検査など何らかの動きがあるかもしれません。
今後の状況を見守りたいと思います。

