東京メトロ小竹向原駅で漏水受けが落下、けが人なし…腐食が原因とみられ全駅緊急点検へ : 読売新聞
東京メトロ小竹向原駅で、重さ約15kgのステンレス板が落下した。幸い、怪我人はいなかった。ネジの腐食が原因のようだ。
最近、JR東日本を中心に鉄道のトラブルが相次いでいる。京成電鉄でも、高架橋の一部分が落下するトラブルが発生している。
東京メトロに限ったことではないが、少子高齢化による人口減少や諸経費の高騰によって鉄道の経営環境が厳しさを増しているのだから、不必要な仕事を無くし、必要なものだけを残すコスト削減を大胆に行うべきだ。今回のトラブルは、厳しい経営環境であるのに無駄なものが残っており、本当に必要なところにエネルギーを注げなかったから発生したのではないか?
JR東日本の常磐線各駅停車と南武線がワンマン化されて3週間が経過するが、特に目立ったトラブルは発生していない。これによって、車掌は不必要な仕事であることが証明された。JR東日本は2030年までに首都圏の主要路線をワンマン化するという。あの山手線、中央総武線各駅停車もワンマン化の対象だ。
山手線と中央総武線各駅停車がワンマン化できるのなら、東京メトロもワンマン化できるはずだ。さすがに千代田線と東西線をワンマン化しろというのは暴論かもしれないので、まずは銀座線と日比谷線からワンマン化してみると良い。というか、東京の地下鉄で最も小ぶりな銀座線が未だにワンマン化されていない理由が想像できない。日比谷線も、20m級の中では最も短い7両編成だ。同じ20m級で8両(一部10両)の副都心線と、全部が10両の有楽町線はワンマン化されている。日比谷線は全駅にホームドアが設置されて間もないのは理解できるが、ワンマン対応改造はいい加減始めてもらいたいところだ。半蔵門線のワンマン化は、8000系が残存しているうちは不可能だ。有楽町線と副都心線のワンマン化は、8000系と同じ営団型の7000系が淘汰されたことで実現した。
東京メトロでは、改札窓口の無人化が進んでいるが、ワンマン化も同時に進めるべきだろうと思ってしまう。どちらも抜かりなくやって頂きたい。