第1660回('24) 北陸新幹線の金沢~敦賀間を乗りつぶして帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


  
前回の続き…
 
2024年6月7日~9日、金曜日が休暇だったので2泊3日の日程で関東地方(主に神奈川県)の乗り鉄・降り鉄と、北陸新幹線の3月に延伸された金沢~敦賀間の乗りつぶしを敢行しました。
 
今回は3日目(6/9)の内容です。
早朝に東京・北千住を出発して東京駅へと移動。6時台に出発する北陸新幹線『かがやき601号』に乗車して、3月ダイヤ改正で延伸開業したばかりの金沢~敦賀間を一気に乗りつぶしました。敦賀駅到着後は新幹線と在来線の駅を観察して、特急『サンダーバード』と新快速を乗り継いで帰宅しました。
  
今回の日程 2024年6月9日 (日)  
 
南千住447(常磐線快速)452日暮里455(京浜東北線)508東京616(東北→上越→北陸新幹線・かがやき501号)934敦賀1414(北陸本線→湖西線→東海道本線・特急サンダーバード24号)1532新大阪1539(JR京都線→JR神戸線・新快速)1638加古川 
 
【帰宅】  
 
 



(1)南千住447(常磐快速線 快速・上野行き)452日暮里 E231系10連+5連 
   12両目(5連側)で着席 ガラガラ 景色を眺めて移動
 
 
この日は3時半に起床し、朝食を食べてからホテルをチェックアウト。
6月の関東地方は、4時半の時点で既に明るくなり切っています。
南千住駅へ直行し、常磐線快速の上野行きに乗車して、日暮里駅で下車しました。
 
 


(2)日暮里455(京浜東北線 各停・大船行き)508東京 E233系10連 
   E233系10連 10両目で着席 8割の着席率 スマホを操作して移動 

 
日暮里駅では3分の接続で京浜東北線電車に乗り継ぎましたが、
焦らなければちゃんと乗換可能です。
乗車率が比較的高く、スーツケースを持った旅行客が多かったです。
東京駅到着時にはその旅行客の半分ほどが下車しましたが、
残り半分は羽田空港へ行くのでしょうね。
尚、東京駅には発車1時間以上も前に着きましたが、わざとですw
実は2015年に東京方から北陸新幹線の延伸区間・長野~金沢間を乗りつぶした際、
上野方面のホテルから山手線or京浜東北線で東京駅へ移動したのですが、
その直後に神田駅付近の架線が倒れて、長時間不通になってしまった事があり、
もしもう少し遅い列車に乗っていたら…と思うと不安になってしまい、
以降、重要な乗り鉄の際は、できるだけ時間に余裕を持たせて動くことにしています。
 
下車後は改札を出て東京駅丸の内駅舎を撮影したりして時間をつぶしました。
(新幹線改札が開いていないため)
5時半を過ぎると改札内へと戻り、
開いた改札を通ってJR東日本の新幹線ホームヘと上がりました。
 
 

(3)東京616(東北→上越→北陸新幹線 かがやき501号・敦賀行き)934敦賀 
   JR東日本所属E7系F5編成12連 1号車(最後尾)指定席の左窓側E席に着席 
  ガラガラ→大宮で約5割の着席率に 車窓風景を眺めて移動
 
 
ホームで待っていると、6時04分頃、22番線に『かがやき501号』敦賀行きが入線。
すぐに客扱いを始めてくれたのは助かりました。
日中以降ですと折り返し運転での車内清掃のため、発車ギリギリまで乗れませんから…。
車両を撮影後は最後尾1号車の指定された窓側E席(進行方向左側)に座りました。
東京発車時点でガラガラでしたが、大宮までで半分ほどの席が埋まりました。
 
 

『かがやき501号』は定刻に東京駅を発車。私はひたすら車窓風景に見入っていました。
大宮からは上越新幹線に入り、そして高崎からは北陸新幹線に入りました。
長野駅では乗務員がJR東日本からJR西日本へと変わり、上越妙高からはJR西日本エリアに。
富山、金沢と下車客が多く、車内はガラガラになりました。
そして、金沢からは3月開業の延伸区間に入り、必至に車窓風景を眺めましたが、
明かり区間でも背の高い防音壁に覆われ、まともに景色を眺められませんでした…。
福井駅ではさらに乗客が減り、新北陸トンネルをくぐり抜けると、
東京から3時間18分で終点の敦賀駅に到着しました。
 
 


新幹線の敦賀駅はホームが地上21mの高さにあり、それこそ地上から見ると要塞のようです。
3階が新幹線ホームで、島式ホーム2面4線のスルー構造です。
終端部の先に車庫があります。また、大阪方面への延伸を考慮した構造ですが、
新大阪延伸はいつになるのか分かりません…。
もうブームは去ったのか、ホームで写真撮影している人は少なかったです。
まぁ、私はそのタイミングを狙って乗りつぶしをしたのですが…。
2階には広いコンコースがあり、在来線との乗換改札口と在来線の東改札口があります。
乗換改札は多数の自動改札機がズラリと並んでいるのが圧巻でした。
そして高架下の1階には在来線特急専用ホーム(島式2面4線)があります。
 
 

新幹線ホームとコンコースを観察後は、以前より使用している在来線ホームを観察しましたが、
もう特急が発着しないので、見事に閑散としていました…。
訪問時点ではホームの端から端まで立入可能でしたが、
もう短編成の列車しか発着しないため、今後は端の未使用部分がどうなるか…。
また、並行在来線として分離された北陸本線の敦賀以北区間は、
「ハピラインふくい」の路線として営業しています。
早速、ハピラインのデザインをした521系電車に遭遇しました。
 
 

元からの在来線ホームを観察後は西口(以前は改札がここしかありませんでした)から出場して、
駅舎と駅前を撮影しました。駅舎周りの景色は新幹線開業前とほぼ変わりありませんでした。
西口側は敦賀市の中心市街地が広がっています。
 
 


その後は北側にある「敦賀ヨーロッパ軒」へ行き、名物のソースカツ丼を食べました。
以前、福井のヨーロッパ軒でソースカツ丼を食べたことがありましたが、
敦賀では初めてでした。
店に着いた時は11時開店の約15分前で、既に1組が待っていたのでその後ろに。
開店時刻には後ろに行列ができていました。
元々人気がありましたが、新幹線開業により人気に拍車がかかったかもしれません。
開店後はすぐに着席・注文でき、30分足らずで店を出て敦賀駅に戻りました。
 
 

敦賀駅に戻った後は、入場券を買って再入場しました。
次は、新幹線ホームの真下にある在来線特急ホームを観察しました。
当初は北陸新幹線と在来線の大阪・名古屋方面の間でフリーゲージトレインでの直通運転が
計画されていましたが、フリーゲージトレインの車両開発に不具合が生じるなど頓挫し、
当駅での乗換が必要になったことで、
急遽設計変更して高架下1階に在来線特急ホームを建設しました。
島式ホーム2面4線で、米原方で在来線と繋がっており、直江津方には引上線があります。
列車到着時は人が増えますが、普段は閑散としていました。
また高架下のため薄暗かったです。
 
 

在来線特急ホーム観察後は東口から駅の外に出ました。
新幹線開業により東口が新設されましたが、それ以前は完全に駅裏でした。
今も駅前に商店は無く、住宅も駅から離れていて、駅裏ムードが漂っています。
そのため、人通りや車通りは少なかったです。
また、東西自由通路が存在せず、駅を通り抜けるには入場券が必要になるため、
当時は敦賀市により東西間を結ぶ無料シャトルバスが運行されていました。
しかし、私が東口を散策していた際に便が発車したのですが、乗客が皆無でした…。
利用低迷のためか、その後運行を終了したようです。
 
 


(4)敦賀1414(北陸→湖西→東海道線 特急サンダーバード24号・大阪行き)1532新大阪 
   683系9連 4号車指定席窓側席に着席 7割程度の乗車率 景色を眺めて移動
 
 
これにて敦賀駅の観察を終了しました。
昼食休憩もしましたが、1駅で3時間以上もかけてじっくりと駅構内を見ていきました。
その後は『加古川(東海道)東京(北陸)敦賀(湖西)山科』の連続きっぷを係員に見せて入場。
(既に数駅で入出場して自動改札機に通せなくなっていました) 
入場後は高架下の在来線特急ホームへと移動し、
14時14分発の特急『サンダーバード24号』大阪行きに乗り込みました。683系9連でした。
新快速に乗れば乗換なしで加古川に戻れるのですが、
敦賀駅の在来線特急ホームヘの連絡線を乗りつぶす必要があり、特急を選択しました。
『サンダーバード』は敦賀止まりになった事を機に全車指定席になりました。
私は敦賀駅で先ほど特急券を購入し、指定された窓側席に座りました。
全ての窓側席と一部の通路側席が埋まる程度の乗車率でした。
 
『サンダーバード24号』は定刻に敦賀駅を発車し、すぐに連絡線から本線に合流しました。
その後は鳩原ループ線を走行して山間部を南下、
滋賀県に入って近江塩津駅から湖西線に入り、琵琶湖を見ながら快調に飛ばします。
そして京都府に入り山科からは東海道本線を走行。京都では3割ほどが下車しました。
その後も複々線を飛ばしていき、敦賀から1時間18分で新大阪駅に到着し、私は下車しました。
あっという間に着いたといった感じで、もうちょっと乗っていたかったですw
長距離特急だと思っていた『サンダーバード』も、今は短距離特急になってしまいました。
 
 

(5)新大阪1539(JR京都線→JR神戸線 新快速・姫路行き)1638加古川 223系4連+4連 
   1両目で立席(軽く混雑)→大阪から転換クロスシート窓側席に着席(軽く混雑) 
   スマホを操作しつつ景色を眺めて移動
 
 
新大阪駅では今回の旅のラストランナーである新快速に乗り換えました。
所定なら12両編成のはずでしたが、アクシデントでもあったのか、
乗車列車は短い8両編成で、車内は混雑していました。
ドア部分の乗客をかき分けて通路部分へ進みました(立席)。
そして大阪駅で多くの乗客が入れ替わったため、私は空席にありつけました。
その後は車窓風景を眺めつつスマホを操作して過ごし、居眠りせずに加古川駅で下車しました。
 
まだ16時台でしたが、翌日は仕事のため、下車後はすぐに帰宅しました。
 
これにて、2泊3日の神奈川県降り鉄と北陸新幹線延伸区間乗りつぶしの旅を終えました。
私が生きている間に北陸新幹線が新大阪まで延伸されるかどうか…。
  
  
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線  
JR西日本:北陸新幹線(金沢→敦賀。営業キロ125.1km)………踏破達成!   
 
 
(参考:Wikipedia)