南海,湊線,TX,JR四,貨など発表!ここ数日の鉄道会社新車情報を一挙に見よう!


こんにちは!
ここ数日、鉄道会社各社が多数の新型車両情報を公表しました。つい数か月後に訪れる計画もあれば、数年後の長期的な計画も様々です。そんな各社の新型車両情報を全く追えていませんでしたので、今回は各社の新型車両情報を一挙に見ていきたいと思います。東武90000系導入情報は扱いましたので、それ以降の各社の情報をまとめていきたいと思います。

3/31公表 JR四国 2025年度事業計画

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2025/03/31/2025%2003%2031%2002.pdf
まずはJR四国の2025年度の事業計画からです。2025年度事業計画では新型車両や車両のリニューアル情報として以下のような内容が載っています。

ハイブリッド式ローカル車両の導入
8000系 リニューアル
1200型 リニューアル

こちらは既報通りの情報ですね。新型気動車は量産先行車が2連×2編成導入される予定です。

3/31公表 南海電鉄 中期経営計画

https://www.nankai.co.jp/lib/company/ir/library/individual/pdf/250331_3.pdf
南海電鉄の中期経営計画では今後数年間の導入車両の見通しが示されました。以下のような内容が記載されています。

2025年~2027年度に『インバウンドを含む、多様なお客さまが快適に利用できる車両を40両導入』
新型車両導入内訳 2025年度:12両 2026年度:12両 2027年度:16両(8300系)
高野線 新型観光列車(高野山となんばを結ぶ観光列車) 2026年春導入
特急サザン 2027年度末から新型車両へ更新

このようになっています。やはり気になるのはサザンの新型車両導入でしょうか。12000系は導入されたばかりなので、置き換えられるとしたら10000系でしょうかね。また導入車両は新形式となるそうです。
高野線の新型観光列車は天空の置き換え用です。2200系の一般車両はこの間引退したそうですし、天空も置き換え時期なのでしょうね。
ちなみに南海電鉄は株式会社『NANKAI』へ社名変更されることも発表されています。

南海10000系

3/31公表 JR貨物 2025年度事業計画

https://www.jrfreight.co.jp/info/2025/files/20250331_02.pdf
JR貨物の2025年度事業計画が発表され、その中で新型車両の導入情報も載っています。今年度の新型車両導入予定は以下のようになります。

機関車新製
貨車新製

なお、記者会見ではEF210 300番台が6両導入されることが発表されたようです。EF510 300番台の導入は既にほぼ完了しているとのことで、EF81等が定期運用を終えたのも納得です。

4/1公表 つくばエクスプレス 中期経営計画

4/1につくばエクスプレスは2029年度までの中期経営計画を公表しました。その中にも新型車両の導入計画が載っています。

新造車両TX-4000系の検討

なお、現段階では資料は非公開となっているようです。TX-4000系の検討は8両化推進事業の一環として記載されていたようです。

4/1公表 ひたちなか海浜鉄道 観光列車「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」を運行します。

4/1にキハ100‐40を改造した観光列車である「ほしいも列車王国ラッピングトレイン」の運行開始日が発表されました。
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/wp-content/uploads/2025/04/7dcb1ddc6ac6d85645b9c9aa096c5a8c.pdf
こちらの資料によると5/10に読売旅行とのタイアップの団体列車としてデビューをし、6月以降に通常の旅客輸送も開始するとのことです。キハ100‐40のひたちなかデビューは5/10となりそうですね。

こんな感じとなっています。この他、鉄道会社からの発表ではありませんが、富山地方鉄道では軌道線の新型車両1編成が導入されることが、富山県の2025年度予算資料より判明しているそうです。
年度末~年度初めにかけて様々な鉄道の新型車両情報が判明しましたが、今後は設備投資計画など、各社様々な情報が明らかになっていきます。4月は情報ラッシュです。関東の鉄道などを中心に、様々な情報をお伝えできればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!