2025年度から新京成が京成松戸線になっての更なる発展に期待します
2025年4月1日、新京成が京成松戸線となって、新たな幕が上がりました。
今後どのように変化していくか、関心が尽きることはありません。
京成松戸線に慣れるまでの間、「元 新京成」という補足が必要かもしれませんが、時間とともに「松戸線」「京成」だけでも定着していくと思われます。
雨・風にも強い京成松戸線
筆者の職場時代を振り返って、新京成のイメージを会話していると、鉄道に関心の薄い人であっても「雨・風にも強い」「台風でも動いている」という安心と信頼の共通点が感じられました。
台風なので電車が止まっても仕方ないという、新京成以外の電車やバスで通勤している人たちのうらやましそうな声が記憶に残ります。
新京成で大きな信頼を得ていたことの一つに台風などでも運休しない強さという点があったことは確かです。
京成松戸線になっても引き続き、風雨に強い路線として続くことを願っています。
新鎌ヶ谷付近の高架化による風の影響など、従来とは異なってくるかもしれません。
一つ気がかりなことは、京成との一体化の中で、京成本線・支線等が運転休止の際、松戸線も今後は同じ動きになっていくのだろうかということです。
運転休止の内容や状況にもよりますが、京成路線全体が運転休止の中、松戸線は松戸線として、固有に状況判断するかどうかです。
安全第一は当然ですが、松戸線は駅間距離が短く、急行列車設定のない、ほとんどが地平走行で、勾配区間も一部に特定される運転条件の良い路線ではあります。
また、北総・成田スカイアクセス・常磐・総武・武蔵野・東武野田・東葉高速の各路線をつなぐバイパス路線として重要な意義を持ちます。
釈迦に説法ではありますが、松戸線単独では支障のない場合でも、松戸線を含めた全線運転休止か、各路線単位での状況判断かを見極めていただくことを願っています。
新たな変化への見どころ3点
京成松戸線での新たなスタートにあたり、拙ブログではこれまで、松戸線電車だけでのちはら台までの日中運用、ワンマン運転、ホームドア、急行設定、沿線4市の期待と課題、乗務員室背後の幕取扱い、3200形の乗り入れ、京成側から見た松戸線車両の代替計画、80000形の千葉線乗り入れなどを書かせていただいてきました。
詳細内容については下記でご覧いただければ幸いです。
とくに関心のある事項としては、①80000形の千葉線乗り入れ有無、②京成本線車両の松戸線乗り入れ有無、③乗務員室背後幕の助士席側の扱い変化の3点があります。
これらに変化は起きるでしょうか。
京成松戸線になってからの動きについては、利用者側の視点と、本社側の全体的な捉え方等とのバランスを考慮しながら、結果として双方が改善される方向を目指して、今後とも机上の空論であろうとも、微力ながら書かせていただきたいと考えております。
まずは京成松戸線への安定した移行を願っています。
※ 当ブログのカテゴリー「新京成」は今回から「京成」「京成松戸線」の2項目併記となります。
今後ともよろしくお願いいたします。