今回は南武支線で活躍していた101系です。

パッケージ

オープンパッケージ販売で登場し、写真のものは初回販売品で2017年に晩年仕様として発売されました。

 

商品情報

・2012年4月発売

・1箱2420円

・クモハ101-130-クモハ100-172の2両セット

・アンテナ、ステッカー、動力化用台車枠、展示用レールが付属
メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-08 20m級動力ユニットA(現在はTM-08R)

・走行パーツ  TT-03(現在はTT-03R) 

・パンタグラフ TOMIX 0230 PS16P 

実車情報

中原電車区に投入された101系のうち、南武支線用で使用された車両はJR発足後に塗装の変更、ワンマン化改造工事、冷房設置工事が行われ2003年まで運用されていました。

レビュー

〇尻手寄り先頭車 クモハ100-172

クモハ100-172

尻手寄り先頭車のクモハ100-172です。パンタ付きの制御電動車でクモハ101とユニットを組む車両です。

JR化後に塗装変更、ワンマン化などの改造工事が行われました。

 

 

正面

行先表示(尻手↔浜川崎)、運行番号(83H)、ワンマン表記が印刷済み。

Hゴムはグレーで窓枠、ワイパーは銀で塗装されています。ライトレンズはクリアパーツでテールライトはクリアレッドになっています。

 

 

側面

車番、ワンマン表記、シルバーシート、所属表記類が印刷済み。

雨どいと窓下に濃い緑、正面~緑帯の下にエメラルドグリーンの帯が入ります。

 


表記類

窓にもシルバーシート表記が入ります。

 

 

妻面

妻面は手すり、銘版がモールドで表現されています。検査表記や車両表記が印刷済みで、貫通扉はクリーム色で塗装されています。

 

 

屋根

アンテナはユーザー取り付けパーツです。分散型クーラーは銀色、ランボード、ベンチレーターはライトグレーで塗装されていて色分けされていてGOODですね。

 

〇浜川崎寄り先頭車 クモハ101-130

クモハ101-130

パンタなし制御電動車でクモハ100形とユニットを組みます。

101系の先頭車はクハ100・101、クモハ100・101と4種類あり、投入路線によって編成両数を変更できるように製造されました。

いろいろな組み合わせの編成があり、時期によって組み方が変わるので結構頭を悩ますポイントですね。

 

正面

表記類は同じですが、こちらは向かって右下側にジャンパ栓受が取り付けられています。

 

 

側面

表記類はクモハ100と同じ。

 

 

妻面

妻面はクーラー用配管、銘版、手すりがモールド表現されています。貫通扉は同様にクリーム色で塗装済み。

 

屋根

クーラーのインバーター装置の配置が中央寄りから車端側になっています。

集中型クーラー(AU75)が搭載された車両と、分散型クーラー(AU712)が設置された車両の2種類があります。

AU75は容量が大きいですが重量もあり、設置を行うために屋根や交代に補強を入れる改造に時間がかかってしまいますが、AU712は容量が少ない代わりに小型で重量が少なく、設置改造にあまり時間を必要としないため冷房化率を上げるために採用された車両もありました。

 

1編成導入

南武支線シリーズとして購入。

新潟地区から転属してきたE127系はエキナカオリジナル版で販売されましたがクハE126のみのラインナップとなっています。

そのうちオープンパッケージ版でセット販売されると嬉しいですね。