変なカメラ好きの写真徒然日記

ただのカメラ好きが適当に写真を載せ続けるブログです。

惜別 門司機関区のEF81 451号機&452号機編

こんにちは、潔く銀です。門司機関区のEF81定期運用が無くなったということで、撮影対象が減って悲しい管理人です。熊本に移住して5年間、近くに国鉄型機関車の貨物を撮ることが出来る環境があり、たくさん撮影したので振り返ります。今回は、パーイチの中でビジュアルが異端が角目兄弟、451号機と452号機をまとめます。

450番台は、関門トンネル用に新造した番台で500番台をもとに重連総括制御装置を追加した仕様で、ジャンパ栓を左右両側に装備しており顔周りがごちゃっとしているのが印象的な機関車である。その中でも特に異彩を放っているのが前照灯と尾灯を一体化して下部につけた451号機と452号機である。パーイチの中でも印象的な顔つきなので、角目と呼ばれている。453号機-455号機は500番台を流用したため前照灯が元に位置に戻されている。

この角目のEF81は小さい頃に絵本で見ており、ある程度鉄道の知識がついてからこんなパーイチがいるのかと思っていたが、九州でのみ見れることを知り撮る機会は無いだろうと思っていた。また、こういう異色を放つ機関車は短命と勝手に思っていたため、熊本に住み始めてからまだ走っていることを知り驚きました。

 

 

451号機のファーストカットは、ある日の4093レで空コキばかりだったときである。改めてシンプルなデザインという感じで、現代の機関車と国鉄型機関車の中間的な存在だなと感じました。

 

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最初に角目の450番台を撮影したのは、帰省から戻る際に乙津川で重連撮れたら良いなと思っていた時にやっていた452号機だった。初めて角目を見ることが出来て嬉しかったことを今でも覚えている。単機じゃなければと何度思ったことか・・・(笑)

 

 

 

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熊本エリアで撮影するようになってからは、450番台はコンスタントに記録しました。451号機はそこそこ出会うことが多いが、天気の悪い日に多く会う印象です。無骨な貨物機という感じで、淡々と走る姿が仕事人という感じで好きでした。

 

 

 

 

452号機は、逆に天気が良い日に会う日が多く良いカットが多いです。晴れの日に撮影すると、ジャンパ栓の影が立体感を出してくれて迫力が出ます。自分の中で門司機関区といえば銀釜の次に角目450番台がきます。何気に赤ホーンの時も記録しており、452号機もそこそこカット数が多い釜でした。

 

 

 

 

451号機のベストカットは、雨の日に撮影した一枚です。いよいよ終盤という頃に開拓した撮影地で記録した写真ですが、雨の中でも仕事する姿がカッコよかったです。450番台を撮影するときは、同業者が少なく一人で撮影していることが多かったなと振り返って思います。

 

 

452号機のベストカットは、コンテナ掲載率が高かった冬の4093レです。柔らかい冬光線に照らされる角目パーイチ、お気に入りの一枚だったりします。この時もせっかくの良い天気なのに、カメラを構えていたのは自分だけだった気がします。

角目はあまり人気が無い機関車ですが根強いファンも多く、私も小さい時に見たワクワクを思い出させてくれる機関車で根強いファンだったりします。こうやって過去の写真たちを振り返ると、色々と記録したなと思います。
452号機は早めに運用離脱をしてしまいましたが、451号機はまだ代走運用についており見れる機会があるかもしれません。ただ、熊本までは来る気配が無いのでもう撮ることは無い気がします。大人になって童心を思い出せてくれた451号機&452号機に感謝です。