どうも、ちぐさです。
週末パスの廃止の方から1ヶ月。投稿者も週末パス納めの旅を画策していますが、今後週末パスエリア内をする場合はどのような行程を考える必要があるでしょうか?
週末パス廃止でやりにくくなる行程、ずばり
「一筆書きではない」かつ
「エリアをまたぐ」かつ
「周遊型旅行」
かなと思います。
あと地味に3セクや地方私鉄にも乗れたのはメリットでした。地方私鉄とかはSuica等のICカードに対応していない場合もあり、その時に週末パスをサッと出すと乗れるというのは結構大きかったなぁと感じます。
あと話が少しそれるけど、この発表の翌日にこれを出してくるのはねぇ…
東北滞在を長期でお楽しみいただける訪日外国人向け鉄道パスを発売します!~JR EAST PASS(Tohoku area)10日用の発売~
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250220_ho03.pdf
会社の事情というのもあるでしょうしこの施策自体を否定するものではありませんが、なんかもうちょっと発表の仕方やら順序やらはどうにかできなかったのかとは思ってしまいますね。どこを向いて経営してるんだ!と言われてもおかしくないでしょ…と思った次第。
とにかく残念、というのが率直な感想です。
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さて、そんなことはいっても廃止されるのが確定である以上、この先乗り鉄旅行をするときの代替案を考えてみたいと思います。
1.青春18きっぷ・秋のおでかけパス
JR東日本管内にかかわらず、全国のJR在来線が連続3・5日間乗り放題となります。当初は期間内の任意の5日間、複数人と共用可能でしたが、転売等の問題をJRが我慢できなくなったのか定かではありませんが、最近ルールが変更になりました。週末パスと比べると、まぁ当然ですが一部特例除いて特急や3セクがNG、北海道新幹線オプション券利用除く新幹線NGとなるので不便にはなります。使うならしっかりと休みを確保しつつ、新幹線等をうまく併用する必要がありそうです。
2.北海道&東日本パス
エリアがJR東日本・北海道管内に限られますが、連続7日間乗り放題となるため、エリアが決まっているならこちらのほうがコスパがよくなる場合があります。なお投稿者は利用したことがありません。こちらも一部特例除いて特急や3セクがNG、北海道新幹線除く新幹線がNGとなります。東北・北海道方面はローカル線の本数がただでさえ少ないこともあるので、このパターンを使うことはほぼないかなと思います。
3.びゅうダイナミックレールパックと現地でフリーパスor一筆書き切符の併用
個人的に今後メインになるであろう使い方です。ある程度駅や宿泊地の融通が利くのはメリットです。デメリットを上げるとしたら指定の列車に乗り遅れたら自腹で買い足さないといけないところでしょうか。
※あとこれは6月の長野遠征(予定)を7月以降このパターンでやろうと検討したときにわかったことなのですが、大宮~長野でかがやきが使えないのはちょっとデメリットでした。というのも最寄駅から2631Mむさしの号で大宮→新幹線で長野→リゾートビューふるさととつなげたいのですが、はくたか553号だと大宮乗り換えが5分で遅延したら無理ゲー、後続のあさま653号だと長野着時点でリゾートビューふるさとに間に合わないため、どうしてもかがやきを選択しないといけないのですが、リストで選択できないといった問題が生じました(まぁ武蔵浦和で乗り換えりゃいいじゃんってのはそうなんだけどあそこ乗り換えめんどくさいし、埼京線鈍足化したし…)。
類似の事例で大宮~仙台で盛岡発着以外のはやぶさが選択できないですね。このような場合乗り継ぎを考えた行程に結構影響が出そうです。
4.じゃらんパックと現地フリーパスの併用
じゃらん会員のステータスやクレカのポイント還元が活きるのがメリットでしょうか。宿泊エリアを指定したら往路着駅・復路発駅はエリア内でないといけないのでエリア跨ぎの行程には使いにくそうです。あと指定の列車に乗り遅れたら自腹で買い足さないといけないとか、一部近距離で速達便は選択できないというのはダイナミックレールパックとかと同じはず。
5.えきねっとトクだ値と現地フリーパスの併用
https://www.eki-net.com/top/tokudane/
こちらもある程度駅や宿泊地の融通が利くのはメリットです。指定の列車に乗り遅れたら自腹で買いなおさないといけないもはもちろんのこと、割引率の高い便が期間限定なうえ、とにかく枠が少ないのが難点。特に50%引きは1ヶ月と1週間前に予約しても取れない可能性があったり…。
6.一筆書き切符のみ
ルート内であれば新幹線・特急が乗れるのがメリットです。
一方でフリーパスではないので後戻りできずひたすら進むしかないこと、寄り道する場合は別途その分の切符が必要なこと、途中3セクをはさむ場合1社までしかできないこと、そしてなにより複雑な行程の場合発券が面倒(ネット発券できない、駅員に手間をかけてしまう)。
7.たびキュンパス
https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/
昨年・今年と平日冬季の需要喚起のためか、珍しく指定券付きのフリーパスとして発売されました。本券を買うと指定券が2~4枚つく、エリアがJR東日本全域(週末パスは北東北エリア外)なのはこのパスの強みですね。
個人的なデメリットとしては平日休める保証がないことですかね。全体的な懸念点としては平日なのでご当地の観光列車はほぼ運行していないこと、あと来年販売される保証はないことでしょうか。
あと投稿者は特に被害は被りませんでしたが、今年は期間内はいろいろと災難でしたね、うん。特例で払い戻し対応がありましたが、普段はありませんからねぇ、ああいう切符って。
昨年1回だけ使用したことがあります。
いずれにせよ完全な代替にはならないのが苦しいところですが、せめてもの救いはある程度乗りたかった列車はこれまで乗ってこれたということでしょうか。
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年度が替わりますね。25年度も試練の1年になりそうです。