するがシャトル&国鉄最末期の乗務日誌 | miyaden117のブログ

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別サイトで「大ミハ117のブログ」(閉鎖済)
をやってましたが引っ越して来ました。
少しずつ国鉄時代(電車)の写真をアップする予定です。

テーマ:

 

1984年(昭和59年)2月ダイヤ改正

静岡鉄道管理局管内

データイムで増発「するがシャトル」

と名付けられました

車両は静岡運転所(静シス)の113系

 

専用のヘッドマークが用意されました

「静鉄局」の意気込みを感じます

 

 

 

非冷房編成  デカ目 押込形ベンチレータ

 

 

59ー2改正資料

 

 

静岡運転所で撮影した旧国クモハ60069

 

 

 

 

ここからは国鉄最末期の乗務日誌

をご覧下さい

3月24日60仕業は泊まり 26日公休

27日131仕業も泊まり

29日153仕業も泊まり  31日公休

131仕、153仕 出勤時間が同じです

3月は「予備組」で普段乗らない仕業

にも乗務しました

24日60仕 徐行箇所 を見ていただくと

東は河瀬駅、西は御着駅と有ります

つまり大阪駅から乗りだして

米原駅~姫路駅間を運転

また、運転線路も内側線はもちろん

外側線、列車線と全て

さすがは 宮原電車区 と言った

ところでしょうか

反対に27日131仕 徐行箇所 は

2箇所だけ しかも内側線、電車線

のみなので 新快速 の運転は無し

24日から31日までは泊まり仕業

ばかりでした

 

このような乗務の形になったのは

この時期 国鉄を辞めていく者 は

休暇を取り出勤していないので

「予備組」は   何でも屋 でした

助役を含め仲間が去っていき

私の同期生も2名(環状線組)

何とも言えない気持ち

寂しさでいっぱいでした

 

 

27日の日誌

「氏名札」と「マイテ49]の事が掲示に

有りました

 

氏名札は運転室から客室内に向け

名前を公表するもの

宮原電車区(大阪派出所)の氏名札は

約1年で終わりました

「宮電」の名が消え

JRになり 電車運転士 の職名も

消えました(運転士に統一)

 

63-3改正で乗務員区の 大阪電車区

が発足しました

「大電」は宮原電車区(大阪派出所)

と旧宮原機関区を統合

宮機の方は電気機関士から電車運転士

への転換で大変でした

一人で機関士(EL、DL)、

気動車運転士、今回の電運士と

4車種に乗務出来る方も誕生しました

逆に旧宮電組から電気機関士への

転換も有りました(公平性を期す為)

私を含め同期生は誰も希望しなかった

指導助役は 若い連中 に積極的に

声をかけまくっていましたね

今思えば 電機士 になってても

良かったかなと‥

何故なら岡山駅に行けたから

相生駅から播州赤穂駅までは

赤穂線乗務していました

相生駅から先 本線で上郡・三石間

の 船坂峠 を越えて見たかった

 

更に「大電」のお話を

運転士は旧宮電組、旧宮機組

そして広域移動で九州門司鉄道管理局

管内からの方と3組に分けられます

門鉄組は門司機関区、鳥栖機関区

早岐機関区、長崎機関区

竹下気動車区、小倉運転区

そして なんふ(ぷ)く の

南福岡電車区などからの出身者でした

大阪に来るまで電車を運転したことが

無い方も居られ 電運士 を養成

しました(昭和61年夏頃から来阪)

私は旧門鉄の方に色々と質問をし

九州時代の話を聞くのが好きで

485系「かもめ」、「みどり」

415系や423系、713系715系を

運転されていた時の話は興味深く

聞き入っていました

 

 

 

 

「氏名札」掲出

名札を差し込む時は(乗客に対して)

恥ずかしかったです

特に夜間は背面カーテンを

開け閉めしなければならず

交代引き継ぎ時 余計な手間 

乗客と顔を会わす事となりに

お互い気まずかったです

 

また 女子高校生達は声を出して

名前を読んだりしていました(笑)

 

「マイテ49」運転

マイテ49 は3月31日東京駅から大阪駅まで

夜行臨時列車「旅立ちJR西日本号」の

運転が有る事を知らせています

マニアとハッキリ書いています(笑)

沿線での撮影者に注意し運転するように

と書かれていました

(4月1日 下り米原駅~大阪駅間の

運転に当たる者は特に注意せよ)

大阪駅には7時30分過ぎの到着だった

 

 

「するがシャトル」より

電車区の話の方が多くなりましたが

「国鉄が有った」と言う事で

記事にしました 御了承下さい

間もなく4月、昭和100年の今

国鉄JNR消滅から38年経ちました

 

 

 

長文にお付き合いして頂き有難う

御座います