こんにちは!
今回は北陸鉄道に関する記事を書いていきたいと思います。
ちょうど1年ほど前、北陸鉄道に1編成のみ残っている8000系8801Fに関する記事を書きました。
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北陸鉄道では浅野川線で元京王3000系の北陸鉄道8000系が活躍していましたが、近年元東京メトロ03系を改造した北陸鉄道03系に置き換えが進みました。03系は既に導入予定分全編成が2023年までに導入されましたが、8000系は1編成のみが導入完了後も残っています。この残された1編成は、各地に譲渡された元京王3000系の中でも、ここだけになっている京王3000系の幅狭車で貴重な車両です。現在は京王線時代のリバイバルカラー『ブルーグリーン塗装』となっています。そんな車両が1編成のみ残されているということで、こちらはいつまで残るのかな…?ということを記事にしました。その記事を書いてから1年、いよいよ引退が発表されました。
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5月24日、25日に「引退記念ツアー」というツアーを行うようです。このツアーはまず金沢(10:00)→内灘(10:17)で8801Fに乗車し、内灘駅構内で撮影会とグッズ販売会を行うようです。参加料金は12000円で、本日の10時より申し込みがスタートしています。
このツアーを以て完全引退なのかどうかは不明ですが、こういったツアーが発表された以上、近々の引退は確実でしょう。いよいよといった感じですね。
今回引退する8801F、京王3000系の初期製造車ということで、貴重な車両なのですよね。量産車との主な違いは片開きドアであったり、車体が拡幅車体になっていないことです。京王3000系の始祖ということで保存されるようなことはあるのでしょうかね…?おそらく、北陸鉄道としての保存は無いと思いますが、何らかのルートで保存があれば面白いのかなとは思います。ただ、当然車両の保存には費用もかかりますから、そう簡単なことではありません。可能性としては低いとは思っています。それでも車両が消えた平山の資料館あたりにどうですか…?と勝手に言っておきます(笑)言う分にはタダですからね(笑)ちなみに京王れーるランドに保存されている京王3000系は後期車の前面窓が広いタイプの車両です。
こんなところでしょうか。いよいよ引退ということで寂しいですね。ちなみに、北陸鉄道では元京王3000系はもう1編成残っています。600Vに改造された北陸鉄道石川線向けの7700系です。こちらの車両は8000系と同じく京王3000系を改造した形式で、車体だけ見れば全く同じです。石川線に1編成、元京王3000系が残っていますので、こちらを乗りに行ってみても楽しいのかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!