東北新幹線「はやぶさ」に乗って、津軽鉄道のストーブ列車に乗りに行きました。
日曜日に、日帰りで強引に千葉県から津軽まで往復しました。
【1】「はやぶさ」でマスカットアイス
日帰りですから、時間を有効に使うため、始発の「はやぶさ1号」に乗車。
車内販売では、発売したばかりのアイスを買いました。
新製品「岡山県産シャインマスカット」450円です。
シャインマスカット味は、けっこう美味いです。
3種類のアルミスプーンも販売されていました。
私は「はやぶさ」の「E5系スプーン」800円を買いました。
空腹の状態でキンキンに冷えたアイス。
これ、腹に響きました。
ストーブ列車に乗るまでに、3回もトイレに行く羽目に。
無理し過ぎたようです。
五能線の普通列車にも、トイレがあってホントに助かりました。
新青森から、奥羽線と五能線の普通列車を乗り継ぎ、五所川原に着きました。
【2】五所川原駅の待合室
JR五所川原駅には、1年3か月ぶりに来ました。
この間、待合室では、鉄分が濃くなりました。
待合室の座席が、列車の座席を使っています。
前の席との距離も広がり、ゆったりとしています。
運転席の椅子と機器も設置されています。
マニアは、座りたくなるでしょうね。
伝言板、ほとんど絶滅したレトロな品です。
懐かしいです。
そして!、昭和の時代の部屋が復元されています。
ブラウン管テレビ、ダイヤル式電話・・・。
【3】ストーブ列車に乗る
津軽鉄道に乗車しました。
ストーブ列車に3本乗りました。
旧型の客車です。昭和30年以前に製造された車両だそうです。
ですが、丁寧に手入れされています。
ストーブには、車掌が石炭を投入します。
ストーブの上で、するめを焼きます。
地元の利用者は、気動車「走れメロス号」に乗ります。こちらは運賃だけで乗れます。
ストーブ列車に乗るには、別料金1000円が必要です。
観光客でしたら、1度はストーブ列車に乗るのをお勧めします。
【4】車内販売
ストーブ列車に3本乗りました。
買った品物はと言うと・・・
★日本酒
ストーブ列車ラベルのお酒が人気で品切れになっていました。
こちらの日本酒もイケます。
★ビール
ビールを計2本いただきました。
ストーブ列車に3本乗ったわけですから、お酒も3本です。
★立佞武多のおやつ
りんごチップスです。適度に甘くて、実に美味しいんです。
★石炭クッキー
石炭の形・色に似たクッキーです。
何も見ないで食べると、色が黒いとは思えません。
2019年に、私が「マツコの知らない世界」に出演して、石炭クッキーを紹介した形になりました。
現在も人気で販売されているのは嬉しいです。
なお、ストーブ列車の定番「するめ」ですが、今回は焼いてもらいませんでした。
奥歯の根がトラブって、計4本を抜いたばかりだったのです。
歯に力を入れられないので、するめを今回は見送りました。
【5】飯詰駅博物館&汽車旅文庫
毎月1回、津軽飯詰駅の駅舎で、飯詰駅博物館&汽車旅文庫が公開されます。
津軽五所川原駅からストーブ列車に乗って、たった11分で津軽飯詰駅に急きょ降りることにしました。
降りる時は、ストーブ料金1000円払って11分しか乗らないのはもったいないかな?と少し思いましたが、降りた価値ありました。降りて良かったです。
【6】雪景色
私が出かけた3月16日は、比較的暖かい日でした。
雪が融けつつありましたが、まだまだ一面雪の場所が多かったです。
暖かい日でしたから、ストーブ列車の「特等席」、つまりストーブの目の前は、かなり暑く感じたでしょうね。
厳冬期ならストーブの前は特等席でも、3月は我慢大会になる日もあり得るのです。
どちらにしろ私は、一番端の席に座りますけど。
【7】ストーブ券1000円を買う
結局ストーブ列車に3本乗りました。他に、一般気動車「走れメロス号」にも乗りましたけど。
たくさん乗る予定でしたので、コロプラ1日フリーきっぷを購入しました。
この他に、ストーブ列車券ですが、1本1000円です。
3本乗ったので3000円ですが、最後は寄付金プラス200円付きの券を購入しました。
(写真では500円プラス寄付金200円ですが、料金改定で1000円プラス200円)
ストーブ列車に3本乗りました。
やはり1シーズンに1回は来たくなります。
今までのストーブ列車の記事はこちら↓
【8】帰りの新幹線
新青森発の最終の1本前の「はやぶさ」に乗りました。
私は3列の通路側C席でした。新青森から乗り込んだ時点では、1両に7~8人しか乗っていませんでした。
ところが、私の列だけA席B席と1人客2人が座っているのです。仙台からは満席ですが、新青森の発車15分前でこれは、ちと辛いです。
弁当の車内販売はありません。
立ち食いソバは直前に閉店。ざんね~ん。
そこで「ふつうの津軽の幕の内弁当」を購入↑
この他、売店で青森の特産品「イギリストースト」を購入。
買う予定は無かったのですが、改札内の店で「チョコQ助」があったので2つ買いました。
「東北エモーション」のツアーを利用した際に、お土産にもらったのですが、美味しかったもので↓
車内販売では、定番の品を買いました↓
【9】盛岡駅の併結
東京行はやぶさが、盛岡駅に着きました。
前日に本格復活した併結場面が見られます。
ガチャン!連結しました。
このあと作業員が何かするのかと思っていましたが、何もなし。
おとなしく、車内に戻りました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
今回の津軽鉄道までの切符について、最後にまとめます。
【10】大幅割引使えず
東京や隣の千葉県民は、青森の津軽鉄道に乗りに行くには、安い手段が結構あります。
ところが今回は、残念ながら利用できなかったのです。
★大人の休日倶楽部パス×
大人の休日倶楽部パス(東日本)は、JR東日本を新幹線を含めて5日間乗り放題で18800円!
ただし、この冬の利用期間は1/16から28まで。
受験指導で金を稼ぐ身ですから、2月の初めの入試前に1日丸ごと休むのは厳しく、利用できませんでした。
★キュンパス×
JR東日本を平日1日乗り放題で10000円という激安パスです。
2週間前までに購入する必要があり、いつ休めるか・いつ仕事が入るか分からない年度替わりの時期に、購入するのは厳しいものがありました。
★えきねっと「とくだ値」×
えきねっとで、25%引きで乗ることができます。
東京から新青森までだと、
《通常料金》17870円
《25%引き》12940円
ところが席数に限りがあり、利用できませんでした。
【11】週末パスを利用
そこで、週末パスを利用しました。
2025年6月までで販売終了ですが、関東と南東北が乗り放題(特急料金は別払い)となるパスです。
東北方面なら、くりこま高原までしか乗れません。
そこで、週末パス8880円に、くりこま高原~五所川原の乗車券を別払いして出かけました。
特急料金は別払いですが、運賃はというと・・・
《週末パス利用》週末パス8800円に、くりこま高原~五所川原往復11480円、合計20280円
《通常》東京都区内~五所川原18800円(往復割引利用)
※すべて運賃は「大人の休日倶楽部ミドル」5%引きで計算。
1480円の差ですが、前日の土曜日に富士急行に乗りに行くと5000円以上かかりますから、面倒でも週末パス利用になりました。
【12】自動改札、アタマ良い!
週末パスを乗り越すという面倒な切符を利用しました。
大宮駅の自動改札を通ります。
「はやぶさ特急券(新青森まで)」と「週末パス(くりこま高原まで)」を入れたら、ピポーンと鳴って通れませんでした。
乗車券が短い区間だと、通れないようです。
そこで、「くりこま高原~五所川原」の乗車券も含めて3枚投入したら・・・
・・・通れました。
面倒な鉄道マニアにも対応できる自動改札、さすがです。