こんにちは、潔く銀です。門司機関区のED76定期運用が無くなったということで、撮影対象が減って悲しい管理人です。熊本に移住して5年間、近くに国鉄型機関車の貨物を撮ることが出来る環境があり、これまで色々と記録してきましたので振り返りたいと思います。
1965年から1976年の間に94両が製造された。ED76は、自分としては縁遠い機関車で、熊本に住んでから1年ぐらいは出会うことがありませんでした。SNSなどを見ていると根強いファンも多い機関車で、九州の機関車と言えばED76という印象です。ありがたいことに、自分が撮り鉄再燃し始めた頃には稼働機は0番台2両、1000番台7両稼働していました。
まずは、現役だった最若番機の81号機から。意外と出会う回数が多く、運用離脱する直前ぐらいに良く出会うようになり、機材更新してからの良い画質で記録することが出来ました。
現存していた0番台の2両のうち83号機は、2024年3月15日に運用離脱をして81号機より早く本線から引退しました。そこまで多く出会わなかった釜だが、天気の良い日に合うことが多く、カメラもピントを外さないので相性の良い釜でした。
1015号機は、最初の記録が一番綺麗な状態でした。ちょうど検査明けの姿で、パンタグラフもピカピカなところを記録出来たのは、今思えば良かったなと思います。あまり出会うことが無かった釜ですが、バランスの良い数字なので好みです。
1017号機は、このカットが撮れてるので満足してます。あまり出会うことが少なかった釜ですが、定番ポイントでも天気が良いタイミングで撮れるのが印象的です。
1018号機は、一番出会うことも多かった気がします。最後の定期運用撮影も1018号機でED76の中では縁が一番あったように思います。検査明けの綺麗な時も見れているので、色々なシーンを記録しました。
1019号機と出会ったのはたった2回でした。ほとんど会わなかった釜ですが、レンズテスト時に撮影したこの一枚が自分的に印象に残っています。
1020号機は、ED76を記録し始めた頃にたくさん出会っていた印象です。いつの間にか運用から外れており見なくなりましたが、当ブログで良くアクセスされている記事にこのED76 1020号機の写真が使われており、自分的に少し思い入れがある機関車です。
1021号機は、撮影していないかもと思っていたのですが、2021年に一度だけ記録していました。そこからダイヤ改正まで出会うことなく、ED76の中で一番縁遠い機関車だった気がします。
1022号機は、門司機関区のイベントや遠征撮影時に出会う釜で、自分が能動的に撮影に行くと出会う釜のイメージがあります。なんやかんやでカット数も多く少ない撮影機会の中で出会う確率が高かったなと思う。
まだEF510が運用に入る前までは、朝の4093レ、8057レはEF81、1063レはED76という形でED76の撮影機会は少しだけ少なかったです。2022年頃から意識して撮影するようにしました。
縦構図でも複数カット撮りました。1063レで当たり前のように来ていたことが懐かしいです。ごく稀に単機で来ることがあり、その時は顔面ドアップでしっかり記録しました。
肥薩おれんじ鉄道管内を走る1062レを撮影したくて、鹿児島まで2回ほど撮影へ行きました。西方付近の海沿いを走る貨物列車を撮ることが出来たのは良かったです。なぜか2回とも1022号機の牽引の時でした(笑)
門司機関区のイベントでは、個人的に好きな機関車であるEF81 404号機がお目当てでしたが、周りの鉄道ファンのED76への熱量を今でも覚えています。かつてブルートレイン牽引もあり、九州で長くやっている鉄道ファンにとってはED76のほうが思い入れがあるのかなと感じました。
最後のカットは3月14日の71レ運用1018号機となりました。夜間撮影を確立させてから深夜の駅を通過する貨物が撮れるようになりましたが、最後の最後でED76を撮ることが出来ました。撮ってみてまた新しい魅力に気づいた気がします。
元々は、縁遠いED76という機関車で撮影回数はそこまで多くはなかったが、こうしてまとめてみると色々と撮影したなと思います。まだ代走で走る可能性はありますが、EF81が残っているので撮れることは無いかと思います。最近の傾向を見ていると、EF81も代走に入っていないので、撮影会などのイベントが無い限り撮影することは無い可能性が高いかなと・・・
土日だけの撮影で、なおかつ撮影機会がそこまで多くなかったため、重連を見ることが叶わなかったのが個人的に心残りですが、最後の最後まで無事走り抜けてくれて良かったです。ありがとう、さようならED76。