JR北海道からほぼ引退したキハ40 

 



 今回のダイヤ改正で北海道方面で驚いたのが、函館本線や根室本線滝川口からキハ40が引退したらしいとのこと。

 

 ハイブリッド車H100系の導入が進んでいることから、早晩退役するとは思っていましたが、函館口は北海道新幹線開通まで何とかだましだまし使用するものと勝手に推測していただけに驚きました。

 

 キハ40で思い出に残る写真をいくつか

 

2020年に区間廃止された札沼線の石狩月形駅にて。訪問は2015年の8月。新十津川方面列車の発車待ち

 

石狩月形駅から新十津川方はスタフ閉塞だったため、スタフの受け渡しのための運転要員の配置がありました。

 

同じく、石狩月形駅にて列車交換の図

 

キハ40とスタフの組み合わせはJR北海道ではここと留萌駅が最後になったと思います。

 

こちらは根室本線新得駅の様子。この時(2014年8月)は富良野駅から新得駅までキハ40に乗車したのですが、そのあと当区間は災害により不通となり、2024年廃止となりました。

 

次は一昨年2023年1月にとどうした際の様子。根室本線滝川駅にて。

 

 

滝川駅にて単行のキハ40が待機中

 

芦別駅にて列車交換待ち

 

雪山をバックにキハ40が滝川方に向かいます

 

最後に、この間2024年10月にとどうした際の様子。この時キハ40が退役するとは露にも思わず、漫然と写真を撮っていたのが悔やまれます。

 

 

森駅にてキハ40とキハ150が並びます

 

これは上の写真の翌日、同じ森駅にて。駒ケ岳が絵のようにきれいです。

 

 

砂原支線経由の列車と駒ケ岳経由の列車が大沼駅にて再開。どちらもキハ40で運転。

 

道南地区のキハ40は10両程度配置があったと思うのですが、今後はどう運用をこなすのか興味が尽きません。旭川・苫小牧付近で使用されていたキハ150が玉突きでやってくるものと推測します。

 

 

 

なお報道によるとキハ40はJR北海道から完全引退というわけではなく、日高本線や室蘭本線の一部で残るとのこと。また、道南いさりび鉄道ではまだまだ現役で活躍中です。もう少しキハ40が北海道で楽しめそうです。

 

日高本線・鵡川駅にて。ここのキハ40はもう少し活躍が見込まれます。

 

 

道南いさりび鉄道のキハ40。こちらは当面安泰でしょう。