おはようございます。
寝台急行まりもと言えば、多くの方は札幌~釧路間・348.5kmを走破した夜行列車をご想像されるでしょう。
小生もその一人です。
しかし、1988年11月に、すごい寝台急行まりも号が運転されたのです。
それが、新得・帯広経由の釧路行ではなく、旭川・網走経由の釧路行です。
大雨の影響で根室本線の帯広~釧路間が不通となったため、この「超大回り」運転が実現しました。
札幌22:50発の急行大雪の後続として23:00に発車し、網走には朝7時前、終着の釧路にはお昼前に到着しました。
釧網本線では、ホームの有効長の関係で列車交換の度に駅入線前でしばらく停車し、交換相手の普通列車が到着するまで待機する珍現象が見られました。
この超大回りの列車、夜行でなくても、キハ261-5000系で運転されたら、大変なことになるでしょうね。
なお、この長距離まりも号については、機会があれば「鉄道ファン」のバックナンバーで確認してみたい次第で御座います。