






東京都中央区、地下鉄新富町駅が最寄りの「入船湯」を訪ねました。
自分は日比谷線の築地駅から歩いて向かいましたが、こちらからでも至近でした。
「入船湯」はビルの建替に伴い、本日3月26日をもって営業終了することになりました。
フロントも浴室もビルの地下にあります。
階段を降り、フロントの若い男性スタッフ(後に聞きましたがオーナーの息子さんだそうです)に入浴料550円を支払います。
床がタイル敷きの脱衣所は個性的だな、と思いました。
鍵のかかるロッカーを使って身支度を進めます。
入浴前にお手洗いを借りました。
布製の便座カバーに心遣いを感じます。
浴室に入ると、カランは縦に並んでいます。
いずれもシャワーが併設されており、出てくるお湯の量は適温でした。
ボディソープとシャンプーが予め用意されています。
洗面器と椅子は汎用品です。
白い洗面器は無地の白ケロリンっぽく見えましたが、これもおそらく汎用品でしょう(^^;
浴室右側に備わる浴槽は、2槽に分かれています。
左の槽は熱めのお湯…今日が暖かい日よりだったこともあってか、貸切状態でした(^^;
こちらの槽には水を足さないように、と注意書きがありました。
右の槽はジェットの白湯です。
こちらはちょうど良い湯加減で、自分が訪れたときの利用者は全員こちらの槽に浸かっていました。
壁面のタイル絵が個性的で、時代は江戸末期か明治初期の頃でしょうか、永代橋の風景が描かれています。
オシャレな浴室ですねo(^-^)o
お風呂上がりに休憩スペースで体を休めます。
BGMはサザンがかかっていました(若い男性スタッフの趣味でしょうか?)。
脱衣所や出入口では、常連さん同士の「明日からどこ(の銭湯に)行く?」の会話が聞こえました。
また、他の人がフロントの若い男性と話していましたが、建替後に銭湯を設ける予定はない、という内容が聞こえました。
淋しくなりますね…。
長らくの営業、お疲れ様でした。
そして、素敵なお風呂を有り難うございました。