雑談のおもしろい先生 | あさかぜ1号 博多行
2025-03-26 08:30:41

雑談のおもしろい先生

テーマ:いろんな思い出

記憶に残っている学校の先生は?

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あなたもスタンプをGETしよう私が今でも「恩師」と思っている先生のことは過去に何度か記事にしているので、今回は別の先生の話を。
中高生の頃は、授業の進め方が上手い先生よりも、授業の合間におもしろい雑談をしてくれる先生の方が好きだった気がします。
単調ないつもの授業は正直あまり印象に残っていないけれど、たまに授業とはあまり(全く?)関係のないいろいろな話をしてくれた時には眠気も吹っ飛び、爆笑したり「へぇ~」と感心したり、とても楽しかった思い出があります。
そんな、おもしろい雑談を色々聞かせてくれた先生の中でも印象に残っているのが、中1・中2の時の英語のO先生。
O先生は長身のスマートな体形でイケメンと、それだけでも生徒には人気の先生でしたが、それ以上に私を含め生徒の支持を得ていたのは、とにかく授業中の雑談が面白いこと。

先生の英語の授業は覚えるべき文法や発音などしっかり押さえておくべきポイントはわかりやすく丁寧に教えてくれつつ、他の先生のように単調な説明がだらだら続くようなことはなく授業の進み具合もスムーズでした。
そんなことから他の先生が教えているクラスト授業の進捗具合を合わせる目的からか、O先生はわりと頻繁に雑談をしてくれました。
話の内容は栃木県で過ごした子供の頃の話や、サッカーに明け暮れていた中高大学生時代の話、今の学校の前に勤務していた中学校での経験など、興味深い話が多くありました。
中でも大学時代にサッカー部の先輩や同期と朝まで酒を飲み、寮に帰ろうと乗り込んだ始発の山手線で、飲み会のノリのまま酔いに任せて社内の網棚に登って爆睡してしまい、気がついたら朝のラッシュアワーの満員の乗客が自分を白い目で見ていた…という話には、爆笑するやら驚くやら…
とにかく、O先生のおかげで英語の授業は好きな時間になりました。(それが、英語力の向上につながらなかった事実は否定できないけど)
中2の年の年度末にO先生が別の埼玉県内の中学校に転任するということがわかると、生徒の中から惜しむ声がたくさん上がっていたのも記憶に残っています。もっとも転任先の学校ではO先生はあまり人気がないらしいという話を数か月後に聞くのですが。


雑談が面白い先生ということではもう一人、高校2年の時の古文のM先生も忘れられません。
M先生は当時すでに60歳過ぎのおじいちゃん先生で、O先生ほど派手なエピソードはないものの、授業で取り上げている作品の豆知識や時代背景、昔の時代劇や映画の話などを面白おかしく話してくださったのが印象的でした。

今の学校では、こんな風に授業の合間にちょっとした雑談や豆知識などを披露してくれる先生っているんでしょうか。
私が中高生だった時代とは授業の雰囲気もだいぶ変わったでしょうし、学ぶ内容も多くなっているらしいので、授業中に雑談で盛り上がるなんてことはあるんでしょうかね。
まあ、O先生にしてもM先生にしても、ある意味あの当時だから生徒の人気を得られたのかもしれませんし、そういう意味ではこれもいい時代だったということなんですかね。
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