JR東日本はチケットレスサービスを広げている。新幹線の場合は交通系ICカードに紐づけてチケットレス化しているが,交通系ICカードを持っていない人やカード番号入力をしたくない人・できない人がいる場合,新幹線自動改札を通ることができない。
そういう理由なのかどうかはわからないが,新幹線eチケットを紙のきっぷとして発券することもできる。発券方法は,通常のえきねっと受け取りと同じである。

こちらは2025年1月に利用した東京→佐久平の「あさま」601号の新幹線eチケット。新幹線eチケットは特定都区市内制度が適用されないため,東京~佐久平間は164.4kmあるが乗車券は東京山手線内発にならず,単駅の東京となる。有効日数も当日限りとなる。
チケットレスなのに紙で発券とは???となるが,きっぷオタクとしては紙のほうが収集できる点で優っているし,たまに友人と旅行するときなどまとめて指定券を買うときはいちいちカード番号を聞いて紐づけるのも面倒なので,紙のほうが便利である。
デメリットとしてはポイント付与率が2%(チケットレス利用)→0.5%(紙のきっぷとして発券して利用)に下がることである。まあ,乗りもしない区間の乗車券を買うようなきっぷオタクにとっては,こんなことは馬の耳に念仏ですがね。

交通系ICカードを紐づけた後に紙で発券すると,ICカードでは新幹線改札を通過できない
また,交通系ICカードに新幹線eチケットを紐づけた状態で紙チケットとして発券すると,その交通系ICカードでは新幹線改札を通ることができないところは注意が必要である。
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