今回は南海電鉄で浜寺公園駅から羽衣駅まで。
2023年8月、阪堺電気軌道の乗りつぶしを行ったあと、浜寺駅前駅に到着。そのあとは浜寺公園まで歩きました。路線図を見ると一駅です。
浜寺駅前駅
前回は阪堺電気軌道で浜寺駅前へ。降車ホームがただの道でした。
浜寺公園駅
浜寺駅前駅から徒歩1分くらいです。駅に向かうと古い建物が見えます。浜寺公園駅旧駅舎です。
南海電車の工事が行われいる間、移設されているそうです。
浜寺の海岸は古くから白砂青松の地として著名で、明治6年(1873年)には浜寺公園が造られ、明治30年(1897年)には鉄道の駅が作られました。駅舎は、明治40年(1907年)に大阪市中央公会堂や東京駅を手がけた建築家辰野金吾と片岡安による辰野片岡事務所の設計で、堺の誇る建築物の一つです。
また、外観は、柱や梁が幾何学的にデザインされるハーフティンバー様式の意匠は、大変美しく学術的にも高い評価を得ている建築物で、国の登録有形文化財になっています。この様式は柱・梁・斜材をそのまま外部に現し、その間の壁体を石材・土壁あるいはレンガで充填したもので、北方ヨーロッパで1450~1650年頃に盛んに取り入れられた様式です。駅舎は、浜寺公園・海水浴場などの海浜リゾート地の玄関口として、また高級住宅地の玄関口として、浜寺地域の変遷と歴史を見守ってきましたが、南海本線連続立体交差事業の工事期間中は、工事に支障のない位置に移され、地域の歴史・文化の振興の発信や、市民交流の場として地域による試験活用が行われています。
こちらは現在の駅舎。
構内へ
改札を抜けてホームにやってくると工事が行われていました。
羽衣駅
この頃は高師浜線が工事中でした。
南海鉄道羽衣駅から阪和線の東羽衣駅に向かいます。一回外にでないといけませんが、ペデストリアンデッキでつながっています。
南海電鉄による羽衣駅の駅構内図を御覧ください。
ペデストリアンデッキをそのまま進んでいくと東羽衣駅が見えてきました。1~2分で到着。
次回
JR阪和線(東羽衣~鳳)。