本日のお題:いまふと頭に浮かんだこと
今…というわけではないけれど数日前の真夜中のこと。
その夜はなぜか深夜1~2時を回ってもなかなか眠れず、ブログのネタを考えたり仕事のことを考えたりしながら布団にくるまって寝転んでいました。
そんな時、特に脈絡なく急に頭に浮かんできたのが、もし、かつて山陽新幹線内で最高速度300km/h運転を行っていた「500系のぞみ」や現在東北新幹線の一部区間で320km/h運転を行っている「はやぶさ・こまち」に食堂車やビュッフェが連結され営業していたとしたら、最高速度で運転中のそれらでの食事はどんな気分なんだろう?という疑問。
新幹線の食堂車といえば、JR西日本の100系「グランドひかり」での営業が終了してからもう20年あまり。今では新幹線に食堂車やビュッフェがあったこと自体を知らない世代もかなり増えてきました。
そんな中、食堂車や駅弁の衰退の要因の一つでもある列車の高速化の現時点での営業列車の最先端ともいえる「のぞみ」や「はやぶさ・こまち」に食堂車というのはある意味矛盾した話かもしれませんが、採算性などビジネス的な視点を一旦脇に置いて考えれば、これはこれで面白い話ともいえると思います。
確かに最高速度300KM/h台で走行中の食事体験は駅弁では現実的に可能でも、食堂車やビュッフェでの食事体験は日本国内ではおそらく誰もしたことがないと思われるので、もしそんな体験ができるのなら私はぜひしてみたいですし、窓の外を向いて線路と並行に座る(立つ)ことになるビュッフェで横に飛び去って行く車窓を眺めながら食べる食事はどんなものなのかも興味があります。
それと、例えば「時速300km/hの走るレストラン」などと言ったキャッチコピーで宣伝されたりネットに取り上げられたりすれば、特に子供連れで新幹線を利用したり外国人観光客などには評判になるような気がします。
500系のぞみやはやぶさ・こまちは現実世界でも子供に人気だし、新幹線自体やその車内で食べる駅弁も外国人観光客からの評価が高いので、そういった客層にとっては食堂車は魅力的な存在として人気が出そうに思います。
現実には今の新幹線で食堂車やビュッフェの営業をしようにも採算性や従業員の確保ができるのかなどいろいろな困難があり難しいでしょうが、そういうことを度外視してシンプルに「500系のぞみやはやぶさ・こまちに食堂車やビュッフェがあったら」と妄想してみるのは楽しいもので、眠れない夜の過ごし方としてはこれもありだなと思います。