最近、某SNSで電車発達史研究家の福原俊一さんが昨秋に亡くなられたことが話題となった。
福原さんは数々の著作や鉄道雑誌の記事を読みしがない一ファンの自分には大いに勉強させていただいた。鉄道会社の幹部クラス以外の検修担当者なども含む鉄道関係者へのオーラルヒストリー形式での聴き取りなどは貴重な歴史の証言となるだろう。後世に残る研究を成し遂げられた方だと思う。
筆者も著作を何冊も持っているが、そのうちちくま新書の『新幹線100系物語』について紹介する記事を書いていた。
このエントリを書いた後、福原さんが読んでくださっていて、アメーバのメッセージにご感想を寄せていただいたことを思い出した。斯界を代表する研究家の方に読んでいただけたと知り非常にうれしくも恥ずかしくもあったことが印象に残っている。
謹んでお悔やみを申し上げます。