前回の続き…
2024年6月7日~9日、金曜日が休暇だったので2泊3日の日程で関東地方(主に神奈川県)の乗り鉄・降り鉄と、北陸新幹線の3月に延伸された金沢~敦賀間の乗りつぶしを敢行しました。
今回は2日目(6/8)序盤の内容です。
早朝に横浜・関内を出発して根岸線で新杉田へと移動、その後はAGT路線・金沢シーサイドラインの全駅訪問を敢行しました。
シーサイドラインの乗り鉄・降り鉄には『1日乗車券』(680円)を利用しました。
今回の日程 2024年6月8日 (土) 【その1】
関内455(根岸線)508新杉田556(シーサイドライン)558南部市場621(各停)622鳥浜643(各停)644並木北716(各停)729八景島803(上り各停)805市大医学部825(各停)827福浦846(各停)848産業振興センター907(各停)909幸浦
【その2へ続く】
(1)関内455(根岸線 各停・大船行き)508新杉田 E233系10連
10両目で着席 ガラガラ 景色を眺めて移動
この日はかなり早い3時に起床し、朝食を済ませて4時頃にホテルをチェックアウト。
夏至が近く、関東地方は4時でも既にある程度明るかったです。
ホテルを出ると、すぐに横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅の全出入口をチェック。
車が少ない時間帯を選んで訪問・写真撮影をしましたが、
まだ初電前だったため、複数の出入口のシャッターが下りていたのが誤算でした。
その後は地下鉄には乗らず、JR根岸線の駅へ。
ガラガラの大船行き電車に乗って、シーサイドラインに乗るため新杉田駅で下車しました。
JR線の新杉田駅はカーブ地点にある相対式ホーム2面2線の高架駅で、
高架下に駅舎があり、シーサイドライン駅と連絡通路で繋がっています。
駅前(西側)は商業施設があるなど市街地ですが、少し離れると住宅街です。
一方、駅裏の東側は首都高速湾岸線の高架橋が並行しており、その向こう側は工業地帯です。
(2)新杉田556(シーサイドライン 金沢八景行き)558南部市場 2000形5連
1両目最前部席に着席 ガラガラ 前面展望
駅前散策後はJR駅の東側にあるシーサイドライン駅へと移動しました。
高架駅で、JR駅より高い位置に改札とホームがあります。頭端式ホーム1面2線です。
自動券売機で『1日乗車券(680円)』を購入してから入場して、
ホームを観察してから停車中の電車に乗り込みました。
車両は2011年より旧型の1000形を置き換えるために新製された2000形5連です。
ラッシュの逆方向で、車内はガラガラ。
最前部のクロスシートががら空きだったので迷わず着席して、
道中はかぶりつきの前面展望を楽しみましたが、残念ながら僅か1区間のみしかできず、
降り鉄をしていくため1駅目の南部市場駅で下車しました。
島式ホーム1面2線の高架駅で、3階にホーム、2階に駅舎があります。
北側を高架の首都高速湾岸線が並行しています。
駅前は首都高越しの北側に駅名の由来となった横浜南部市場があります。
南側は事業所が多く、駅近くに住宅が見られませんでした。
(3)南部市場621(シーサイドライン 金沢八景行き)622鳥浜 2000形5連
1両目最前部席に着席 1/4ほどの着席率 前面展望
この電車も車内は空いていて、誰も座っていない最前部の席に座り前面展望を楽しみました。
下車した次駅の鳥浜駅も島式ホーム1面2線ですが、
車道と歩道に挟まれた広い用地にあるため、ホームが2階で駅舎が1階となっています。
東側を首都高速湾岸線が並行しています。
駅東側は港湾地区で工場や倉庫が建ち並んでいて、
駅西側は緑地帯の向こう側に住宅団地が見られました。
近くに三井アウトレットパーク横浜ベイサイドがありますが、
まだ早朝なので駅周辺に人はまばらでした。
(3)鳥浜643(シーサイドライン 金沢八景行き)644並木北 2000形5連
1両目最前部席に着席 ガラガラ 前面展望
この電車はガラガラで、またも最前部の席が空いていたので前面展望を楽しみました。
そして私は1駅目の並木北駅で下車しました。
島式ホーム1面2線ですが、他の駅とは違い地平駅で、橋上駅舎を有しています。
東側は並行する首都高速湾岸線の向こう側に臨港工業地区が広がっています。
西側は緑地帯越しに住宅街が広がっています。
2駅先の幸浦駅付近まで同じような景色となっています。
(4)並木北716(シーサイドライン 金沢八景行き)729八景島 2000形5連
1両目最前部席に着席 半分ほどの着席率 前面展望
次は並木中央駅……といきたいところですが、このペースで行くと
八景島シーパラダイス最寄りの八景島駅到着が10時頃になり、
入園客で駅が混雑するのが心配だったので、先回りする事にしました。
この電車も最前部だけは空いていて(眩しいからかも)、
休憩がてら13分間の前面展望を楽しんで八景島駅で下車しました。
島式ホーム1面2線の高架駅で、3階にホーム、2階に改札口があります。
西側(海側)は出入口と地平部が同じレベルの高さで、海が近く公園が広がっています。
南へ進むと八景島シーパラダイスですが、
この時間は従業員がぱらぱらと園内へ向かうのみでした。
東側(山側)は運河を渡る吊橋があり、その対岸には住宅団地があります。
住宅団地から駅を利用する人が多く見られました。
(5)八景島803(シーサイドライン 新杉田行き)805市大医学部 2000形5連
1両目ドア脇で立席 ほぼ満席 景色を眺めて移動
これからは先ほどパスした駅を巡っていきます。
乗車した新杉田行きは乗客が多く、少しだけ空席があったものの立席を選択。
シーサイドラインは金沢八景より新杉田の方が求心力が高いようです。
下車した1駅目の市大医学部駅は島式ホーム1面2線の高架駅で、
3階にホーム、2階に駅舎を構える新交通システムでは標準的な構造です。
駅東側に駅名の由来となった横浜市立大学医学部と横浜市立大学附属病院があり、
駅西側一帯は、副駅名にもなっている日本発条(ニッパツ)の本社と工場があります。
平日の8時ですと通院客で混雑するはずですが、
この日は土曜日で外来が休みだったため、駅や駅前は閑散としていました。
(6)市大医学部825(シーサイドライン 新杉田行き)827福浦 2000形5連
1両目ドア脇で立席 ほぼ満席 車窓風景を眺めて移動
この電車も乗車率が高く、確実に景色を眺めるためドア脇にいました。
下車した次駅の福浦駅も島式ホーム1面2線、ホームが3階、駅舎が2階の高架駅です。
駅前は一帯が工場だらけで、住宅や商店は全く見られませんでした。
(7)福浦846(シーサイドライン 新杉田行き)848産業振興センター 2000形5連
1両目最前部席に着席 半分ほどの着席率 前面展望
もうラッシュが終了したのか、乗り込んだ電車は乗車率が下がっていました。
しかも最前部の席が空いていたため着席し、1区間だけ前面展望を楽しみました。
下車した産業振興センター駅も島式ホーム1面2線でホームが3階、駅舎が2階です。
駅前は南側が工場地帯ですが、北東側に横浜市産業振興センターがあり、
北西側には横浜テクノタワーホテルがあります。
(8)産業振興センター907(シーサイドライン 新杉田行き)909幸浦 2000形5連
1両目ドア脇で立席 ほぼ満席 車窓風景を眺めて移動
もうラッシュが終わったのかと思っていましたが、この電車は乗車率が高かったです。
ドア脇で車窓風景を眺めて、次駅の幸浦駅(さちうらえき)で下車しました。
島式ホーム1面2線でホームが3階、駅舎が2階の高架駅で、
国道357号線の広い中央分離帯上にあります。
駅前は東側が工場地帯ですが、西側は緑地帯を通り抜けると住宅団地があります。
この日はまだまだシーサイドラインの乗り鉄・降り鉄を続けました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)
テーマ:鉄道踏破の道(21~)