この時間は、福岡県の駅をぐるりします。
本日の駅は、鹿児島本線の新宮中央駅です。
写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
本日は、平成22年に訪問した新宮中央駅、開業して3日目に訪問してきました。
新駅が誕生するとなるべく訪問するようにしていますが(JR駅は全駅駅名標撮影をキープするために必ず訪問)、開業初日はなるべく外すようにしています。
理由はお分かりかと思いますが、見学者が多くて落ち着いて写真が撮れないからです。
この新宮中央駅も同じ、ただ3日目だったのでまだたくさん人がいると思ったら意外と少なくてびっくりの駅だった記憶があります。
新宮町唯一のJR駅として開業したんですけどねえ。
なお、現在の福工大前駅が以前筑前新宮駅と名乗っていましたが、敷地の端っこが新宮町にかかっていただけで、駅の所在地は福岡市東区でした。
では駅舎から、こちら東口です。

平成10~20年代は、この箱型(ティッシュケース型)の駅舎が多く建てられた時期です。
外見は大きいですが中身は空っぽ……とまでは言いませんが、空洞が多い構造です。
床面積は変わらないので固定資産税は、無駄にはならないのかな?
駅前です。

ロータリーの植栽は整備されていますが、駅前は全く何もない状態でした。
戸建ての家でも建つのかなと思っていましたが、数年のうちに、IKEAなどの大規模商業施設やマンションが建って同じ場所とは思えないほど変貌しています。
では駅舎に上がってみます。

2階部分には中庭のようなスペースがあります、これは珍しいですねえ。

ただピンボケでよく見えないですが(>o<)
反対側の西口の駅前をコンコースから見たところです。

こちらは浜手になり、国道495号線(旧3号線)に沿って旧来の市街地が続いています。
さらに先に進むと西鉄貝塚線の西鉄新宮駅がありますが乗り換えできる距離ではありません。
こちらの駅前も現在はほぼマンションが建って空き地はない状態となってしまいました。
西口の駅舎です。

こちらは山型の外観の駅舎となっています。
業務部分。

業務部分は構内上にはなく東口の駅舎内にあります。
出札窓口はウォークインタイプです。

改札……またもピンボケ、ごめんなさい。

構内に降りて駅名標です。

所在地は糟屋郡新宮町、郡部ですが、糟屋郡は日本で最も人口が多い郡で、郡内7町の人口を合わせると23万人以上となります。
平成の大合併で郡内で全く合併は行われず、福岡市と隣接していますが福岡市との合併も全く行われませんでした。
郡内の町のうち、2町は数年のうちに単独市制の要件を満たす人口規模となっています。
新宮中央駅がある新宮町は面積が狭いので人口は約3万人と糟屋郡の中では目立って人口が多いわけではありませんが、特別区のをのぞく人口増加率で日本一になったこともあるほど人口は増えています。
この駅名標、改めてみるとふと思ったことが……
所在地表示がなかったら、国鉄時代の人はどこの駅名標なのか全く分からないのではないでしょうか?
新宮中央駅とししぶ駅はJRの新駅、
福工大前駅はJRとなってからの改称駅ですから。
構内は相対式2面2線です。

待避はできず、普通列車のみ停車する駅です。
(平成22年3月訪問)
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