車止めシリーズ67 ~信楽高原鉄道・貴生川駅~ - 鉄道趣味的時間
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車止めシリーズ67 ~信楽高原鉄道・貴生川駅~

2025-03-24 08:30:01 | 車止めシリーズ

(見出し写真)信楽高原鉄道貴生川駅の車止め。車内から撮影しました。

車止めを近くから撮影(上)

(上)車止めから信楽高原鉄道の気動車を臨む(壁があって車止め越しの写真は撮れませんでした)

 

この日は日帰りで、信楽高原鉄道、草津線、関西本線未乗区間(亀山~木津)の乗りつぶしを兼ねて車止めの写真を撮りにいきました。

天気は快晴。3月にも拘わらず日向側の座席にすわると窓からの日差しがきつくてブラインドを降ろさないと耐えられないくらいの暖かさでした。

まずは大阪9:45発の「新快速24号」野洲行で一路、草津へ。草津10:35着。ここで草津線に乗り換えます。

草津線は草津駅の1.2番線から発着します。

階段をおりると草津線のホームがあります。一番端の1番線には大好物の”車止め”があるのですが、2番線側は線路が京都方面へと続いており車止めは確認できませんでした。

(上)草津駅1番線の車止め(記事:車止めシリーズ66 の再掲)

10:57当駅始発の草津線は、車止めのない2番線に入線。折り返し柘植行になります。

土曜日の日中なのに4両編成の電車は8割程度の乗車率。相席を嫌がる人で立ち席がでるくらいの混み方でした。

5駅/23分で、11:20分に信楽高原鉄道、近江鉄道、草津線と3線乗換えの交通の要衝、貴生川駅に定刻で到着。信楽行の気動車は4分接続の11:24発なので乗り換えを急ぎます。貴生川駅の出口への階段は、一番柘植寄りにあり、たまたま1番先頭の車両に乗っていて助かりました。(草津行きの電車からは同一ホームでの乗り換え)

JR草津線から信楽高原鉄道への乗り換えは改札外には出ずにそのままホームへ移動します。

階段を降りると信楽高原鉄道の乗り場に出ます。一見して中間改札はありませんが、ICOCAなどのIC券の場合にJR分の運賃を精算する改札機があります。

写真中央左の職員(駅員ではなくて信楽高原鉄道の運転手さんでした)が手をかけているのがその精算機。JR⇒信楽高原鉄道に乗り換える際は「出場」をタッチします(信楽高原鉄道への入場ではなく、JRからみて「出場」なので)。ちなみに信楽高原鉄道の支払いは現金のみです。

JR草津線からきて信楽高原鉄道に乗り換えるときはこちらの向きからタッチして列車に向かいます。

同じ機械を裏側から見ると「入場用」になっており、信楽高原鉄道からJR草津線に乗り換えるときはこちら側からICOCAをタッチして向こう側に抜けます。

このタッチを忘れてJRに乗ってしまうと、ICカード(ICOCA等)に入場記録がなされないまま乗車することになってしまい、降車時に最悪最高運賃を求められるトラブルのもとになります。

ちなみに現金(切符を購入して)で信楽高原鉄道からJRに乗り換えるときは、車内に「乗継証明書」の発券機があり、その証明書をJRの下車駅で見せることにより、貴生川からの運賃を下車駅で払うことの証左になるというわけです。

(上)車内に設置されてる「乗継証明書」発券機

(上)貴生川駅の信楽高原鉄道の駅名標

(上)信楽=貴生川のサボ

なんだかんだと、JRからの乗り換え方法のくだりが長くなりましたが、4分の乗り換え時間で、10:24定刻で信楽行気動車が出発しました。土曜日の日中で陶器市などのイベント日でもないので、ガラガラを想定していましたが、座席はすべて埋まり立客が出るほどの混み具合でした。国鉄時代の廃止対象路線としてのイメージしかなかったので、いい意味で裏切られました。意外だ。

1両編成の信楽行列車には長すぎるホームを後に信楽へと向かいます。(上)

JR草津線との分岐地点。手前が信楽高原鉄道、奥がJR草津線の線路(上)

貴生川駅を出ると山にぶつかるまで一直線の突堤をひたすら登っていきます。

(上)紫香楽宮跡駅。なんとここで半数の人が降りました。年齢層も若い人から中年までまちまち。一体何があるのでしょうか???

(上)(おそらく)雲井駅

 

(上)勅旨駅

甲賀ということで、車内は忍者推し。

貴生川駅から5駅・24分で終着駅の信楽に到着しました。ここで信楽高原鉄道は完乗です👍

直ぐには折り返さずに、車止め撮影や近所の資料館や陶器店をぶらついてから、1時間後の列車で貴生川に戻ることにしました。

茶色い塗装の車両がのどかな昼下がりの駅構内で休憩していました。

 



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