[なにわともあれ]特別展示サロンカーなにわ乗車レポ | いつ鉄乗車旅

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2025年3月20日から3月23日まで京都鉄道博物館にてサロンカーなにわが特別展示されました

今回はそちらを見学・車内見学をしてきたので記事に残します

EF81-103及びEF58-150にサロンカーなにわのヘッドマークが期間限定で装着されています

EF81に付いている物はなにわ40th号で実際にDD51に装着されていた物となります

こちらが特別展示中のなにわ

マイテ49-2と展示されています

どちらも展望室を持つ列車

381系やくもの時より人が少なく撮影しやすかった印象

サロンカーなにわとは1983年に14系客車を改造しデビューしたジョイフルトレインとなっています

東武鉄道では14系がSL大樹として現役です


なにわがJRの中で最後になった現役のジョイフルトレインです

1994年・2011年にリニューアル工事が行われています

数年前までは東日本にもジョイフルトレインが残っていましたが今は無くなってしまいました

なにわはJR西日本管内のお召し列車としても運行されていました

特別展示のプレートはなにわ色

本線を走るなにわは数十回撮影しています

乗車は一度もしたことがありません

最近のカットを貼っておきます

琵琶湖一周号

鉄道開業150年号


本題に戻ります
先ほどの裏側を撮影

この面のなにわを観れるのは何気に珍しいです

こちら側から撮影しますと14系を思い出させます

では時間になったので車内に入りたいと思います

まず車内に入るとスリッパに履き替えます

なにわの車内は土足厳禁となっていた時期がありました

スリッパの数は全員分ありました

まずは座席を撮影

なにわの座席配置は特徴的です

2+1の後列は1+2の配置に

2+1と1+2の座席が交互に配置されています

座席自体はこの様な感じ

座ると少し硬めで長時間でも乗れそうな印象

倒すとこの様な感じ

思ったより倒れませんでした

しかしシートピッチは広いので後ろの人は倒されても大丈夫です

テーブルはインアーム式

ヘッドレストカバーは時代差を感じさせてくれます

灰皿もありました

車内は禁煙に現在はなっています

オロ14-708はこの様な感じでした

鷹取工場の銘板は車内には確認できませんでした

以前は取り付けられていたはずなのですが

次はお隣の車両へ

こちらの座席は回転されています

なにわの座席は回転できる様になっておりこの様に囲碁や麻雀などを車内で楽しむことができました

このスロフ14-704の魅了は小さな展望席

ステンドグラスがすごく良かったです

展望席と客席を分けてくれています

展望席はこの様な感じ

スロフ14-703よりは狭いですがこれはこれで立派な展望席

この様な感じです

レースのリネンがとても良い味を出しています

こちらの座席は柔らかく大変良かったです

カーテンや照明などもゴージャスな感じです

カーテンは客席とは違いました

扉も通常の列車とは違います

サロンカーなにわ西日本一周や琵琶湖一周などに申し込もうとしてみましたが日程が合わず参加できませんでした

西日本一周に参加してみたい気持ちは山々ですが無理そうです

ここ最近なにわのツアーが頻繁は設定されておりこれは引退前のサービスなのかと思っています

同業の方なら皆さん察されているのではないでしょうか

座席周りにはコンセントはありません

通風器のスイッチなどがあります

荷物棚はこの様な感じ

わかりにくいですが暖房のスイッチもあります

5両運行時のサボが刺さっていました

右下には宮原の略の宮という文字が

車内はテレビが設置されています

最近では使われていないとか

車内はやはりジョイフルトレインと呼べる風格がありました

今まで外から見るだけだったので車内を観察できるのは本当に良かったです

こちらのチケット数週間前にアソビューと言うサイトで販売されました

チケットは案外簡単に手に入り今回の乗車に繋がりました

客席内には少し段差がありました

なにわはバリアフリーとは言い難い車両となっています

もう一度オロ14-708の車内へ

土足御遠慮の案内

最後にもう一度座席を撮影

先ほどの写真より倒れている様がわかりやすいのではないでしょうか?

最後に業務用室に入らせてもらいました

こちらは車掌室

放送機器などを間近で見れました

後ろの機器も色々見れました

反射板がある業務用室も見れました

4つ車内に搭載されていました

洗面台はこの様な感じ

紙コップはありませんでしたが時代差をここでも感じさせます

0系の洗面台などにも紙コップがありました

トイレは和式

一部洋式トイレの車両があります

今回鉄道博物館に来ていないスロフ14-703も見てみたいところではあります

そちらの車両はこの編成で言う1号車に当たる車両となっておりお召し列車のメイン車両として利用されていました

車内にカウンターがあります

これでなにわの見学が終了

8分と言う時間でしたが案外長く感じました

担当のJR西日本の方が381系やくも運転台見学の際の方と同じ方でした

対応が本当に良かったです〜

記念写真も撮影させていただきました

クリアファイルを頂きました

最後になにわのマニアックな箇所を紹介

こちらはスロフ14-703の改造前スハフ14時代の名残

サロンカーなにわも昔は青い普通の14系客車でした

こちらは宇高連絡船航送用のフックとなっています

今の車両では絶対に見られない物となっています

車番の横の白丸は碓氷峠走行可能な印

今では廃線になってしまった碓氷峠ですがなにわが誕生した時はまだ現役路線でした



サロンカーなにわの屋根も撮影しておきます
普段ならこの様に撮影するのは滅多にできません

鯖が思ったよりも出ていました




サロンカーなにわの京都鉄道博物館展示

これが最後の花道になるのか

それともまだ走るのか

独特な車両なにわ

1度くらい機会があればツアーに参加したいところ

引退も近いと思うので今回の乗車イベントは大変良い機会になりました

SLサロンカーやまぐちやサロンカー九州などが走れば面白いのですがね

ご覧くださりありがとうございました