常磐線撮影@勝田・土浦・土浦~神立(土浦口のE501系を撮る!) | DAIKON's Life

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Yahoo!ブログからの引っ越し組です。
だいこんが日々感じたことを、気の向くままに綴っています。

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 E501系。

 常磐線取手以北に通勤電車を…という大きな使命を背負って1995年にデビューして以来、土浦へは欠かさずその姿を見せていた。

 デビュー時は上野~土浦を走り、その後E531系の勢力拡大と共に活躍の場は土浦以北(付属編成は水戸線でも)に移した。



 自分にとってE501系とはそれなりに縁がある。

 初めてその姿を目にしたのは我孫子駅にやって来た試運転でのこと。
 今まで聞いたことのないモーター音は衝撃だった。

 高校は土浦市まで通っていたため、下校のときは時間を合わせてE501系かクハ415-1901に乗って帰ることを楽しみにしていた。
 実に贅沢な選択肢であった。
 E501系に乗ったときは、牛久~佐貫のストレートで120km/hを出すのが楽しみでならなかった…。



 そんなE501系だが、辛うじて1往復持っていた土浦~水戸の運用を、ダイヤ改正を機にE531系へ譲ることととなり、凡そ30年の歴史の中で初めて「土浦から姿を消す」ことになった。
 「E501系が土浦に来ていたんだぞ」という事実を記録したく、改正直前でバタバタしてしまったが、一通り満足のいく写真を残せたのでここでご覧いただこうと思う。

 




 【写真1】
 250308 OMDS OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1" F13 ISO400 AWB を編集及びリサイズ
 646M、E501系K704編成。
 E501系基本編成で方向幕が使用されている唯一の編成。
 こちらが「土浦」を掲出する運用もカウントダウンが迫っていた。
 この日は雪が降ることも懸念されていたが、情報を聞いて昼過ぎから勝田までエクストリーム出動。
 日没後のバルブ撮影が必至だったが、手ぶれ補正の強みを遺憾なく発揮。
 手持ちでサクッと記録することに成功した。
 撮影を終えて帰ろうとしたら、この日は常磐線2箇所での踏切事故発生に帰路を阻まれた(汗)


 【写真2】
 250311 OMDS OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II 1/60 F2.8 ISO400 AWB を編集及びリサイズ
 E501系K703編成。
 646Mの運用を終えたE501系が、土浦電留線へ向かう。
 ひと目で土浦駅とわかる場所をプラットホームで探していたら、サイクリングが意匠の待合室を見つけた。
 30年前、土浦駅がサイクリングの大きな拠点になることを誰が想像できたであろうか。


 【写真3】
 250314 OMDS OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II 1/800 F5.0 ISO800 AWB を編集及びリサイズ
 623M、E501系K702編成。
 E501系が土浦を発つ最後の下り列車。
 「E501系が土浦に来ていたんだぞ」ということがわかる、土浦高架道と土浦市役所が見える場所から見送って記録した。
 このあと上りの特急に飛び乗って出社…(笑)


 【写真4】
 250314 OMDS OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II 1/400 F2.8 ISO2500 AWB を編集及びリサイズ
 646M、E501系K701編成。
 E501系が土浦に姿を見せる最後の運用。
 定時にプラットホームに滑り込む。
 駅名標とのツーショットを無事収めることができた。
 OM-1ともなると暗所でISO感度を上げてもクリアな写真を残せるのは、とても頼もしい。
 手ぶれ補正とレンズの描写力も相俟って、マイクロフォーサーズの進化を肌身に感じる。



 E501系が土浦に姿を見せるのはこれで最後。
 今後は花火大会に関連する臨時列車でカムバックしてくれると嬉しいが、果たしてどうなることか。
 思い出の車両が、ちょっと遠くなっちゃったなぁ…。