石狩沼田駅 ~燃えるふるさと 北海道・沼田町~
2024年11月15日押印
石狩沼田駅は1910年(明治43年)11月23日に沼田駅として開業しました。
1924年(大正13年)に上越線の沼田駅が開業したことに伴い、駅名が現在の石狩沼田駅に改称されました。
1931年(昭和6年)10月には札沼北線の中徳徳富-石狩沼田間が開通し留萌本線との乗換え駅となりました。札沼線は一部区間が戦時中の休止期間を経て1956年(昭和31年)に営業が再開されますが、1972年(昭和42年)に末端区間の新十津川-石狩沼田間が廃止され、再度、石狩沼田駅は留萌本線の単独駅となりました。
その留萌本線も2023年(令和5年)に石狩沼田-留萌間が廃止され、現在はJR北海道留萌本線の終着駅となっています。
駅スタンプには毎年8月に開催される「夜高あんどん祭り」の様子が描かれています。
「夜高あんどん祭り」は大型のあんどん同士をぶつけ合う「喧嘩あんどん」で、開拓の祖・沼田喜三郎の出身地である富山県小矢部市より伝承したものとのことです。
留萌本線は、2016年(平成28年)12月に留萌-増毛間、2023年(令和5年)4月に石狩沼田-留萌間と順次廃止され、現在は留萌へは行かない留萌本線となっています。
残った深川-石狩沼田間も来年3月末を以て営業を終了、廃止されることになっています。
かつては札幌から直通の急行列車も走った路線ですが、高速道路の整備が進み相対的に鉄道の優位性は落ち、沿線人口の減少も進み、まもなく石狩沼田駅は駅スタンプともども終焉の時を迎えようとしています。
寂しさは感じますが、この日の深川からの乗客は私を含めて5名、うち3名は乗り鉄と思わしき方々というのが実態でした。
廃止日が近づくと乗客は増えるのでしょうけど・・・
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