春の陽光を浴びて•••

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 先日(3月20日木曜日)に母ちゃんを引率して神奈川県足柄下郡真鶴町へ夫婦で日帰り小旅行をしてきました。


 旅のスタートはJR東日本上野駅7番線ホーム

 自宅近くの駅から東武スカイツリーライン東京メトロ日比谷線で約20分。

 JR東日本高崎線高崎駅始発の上野東京ライン経由東海道本線直通熱海行普通列車に乗車します。

 やってきたのはJR東日本国府津車両センター所属のE233系E16編成。上野駅を9時45分に発車します。

 予めホームのSuicaグリーン券券売機でSuica(交通系ICカード)にグリーン券情報を読み込ませて4号車と5号車に連結されている2階建グリーン車のうち5号車の2階座席に乗車しました。

 普通列車のグリーン車で自由席なので空席があるかどうか不安でしたが、何とか2階部分に2人並んで座れる空席があったので助かりました。

 上野東京ラインの開業から久しくなりますが、東京駅や上野駅を始発•終着とする列車は少なく、ほとんどの列車が上野東京ラインを介して東北本線(宇都宮線)•高崎線と東海道本線をスルー運転するので便利になった反面、グリーン車であっても空席があるとは限りません。


 乗車中の車窓風景に関してはこの記事の前にアップした「眠れないあなたへ」の①②③で動画をフルに貼り付けてあるのでよろしければ(というよりあまりの視聴時間の長さに耐えられそうなら)ご覧ください。


 真鶴駅には11時34分に到着。次の湯河原駅までが神奈川県の駅で、その次の終点熱海駅は静岡県となります。その熱海駅までとその先の伊東駅までの伊東線がJR東日本の管理で、東海道本線は熱海駅から先はJR東海の路線となります。



 真鶴駅は真鶴半島の付け根部分の斜面の上に位置しています。海抜は約60mで、ここから一気に急な坂を下って海抜3mの真鶴漁港へと下ります。

 バスはとても本数が少なく、鉄道利用だと海岸までは4kmほど歩くか、バスの時刻に合わせて旅行計画を立てるかタクシー利用となりますが、穏やかな春の陽気でしたので徒歩で向かうことにしました。

 駅の周辺はそれほどの勾配ではありませんが、この写真の奥からは急な下り勾配が延々と続きます。


 駅前の観光案内所で「真鶴さんぽ」という観光マップをいただきました。私たちの目的地まではおよそ4kmほどで徒歩40分くらいとのこと。暑くもなく寒くもない穏やかな陽気だったのでちょっと歩くには程よい距離です。


 目的地までは地図の青い道路を歩きます。

 画像上部の真鶴駅から急勾配を下って湾状になっている真鶴漁港を通って海岸沿いを歩きます。


 今回の目的地は矢印のところです。



 前日の関東地方は荒れた天気でした。雷鳴を伴って雹や霰がバラバラと降ったかと思うと、雪が強く降ったりしましたが、それが嘘のように突き抜けるように明るい青空でした。

「しとどの窟(いわや)」

 波の侵食によりできた海食洞です。

 伊豆に流されて平家の監視下に置かれていた源頼朝が「打倒平氏」を掲げて旗上げしたものの、石橋山の戦いで敗れて流れていた時に身を隠したと伝わる窟です。

 その後、頼朝は真鶴から海路安房国(千葉県南部)に渡って関東の豪族たちを集めて勢力を増していきました。


貴船神社



 貴船神社で参拝していきました。


 次回に続きます。