突然ですが、私は「障害者手帳」を持っています。
種類としては精神障害者手帳の3級。旅客運賃減額としては第二種になります。
一時は、電車に乗ることすら怖くなっていた私ですが、ボス(3400形)と好きな写真撮影のおかげで今では、何とか乗れています。
精神障害者手帳を持っていても、ありがたいことに割引を使うことができます。
今現時点では、ほぼ毎日利用する京成やたまに使う新京成が普通乗車券の購入で割引が効きます。JRや東武などは現時点では対象外。
今年4月1日からは制度が拡大し、京成(新京成含む)は精神障害者手帳所持者も、普通乗車券だけでなく、ICカードでの清算も利用でき、普段使っている定期券も半額になります。
(定期が割引効くのは、就労移行へ通所している私からすればありがたい話)
JRは距離別で対応するとか。要は近距離(例としては千葉駅から東京駅)は無理だが、東京から実家のある茨城北部に帰るには割引の対象になる(確か100キロ超えが必要だったはず・・・)ということです。
もちろん京成と新京成で買い方が違います。
京成の場合は、要は子供料金の切符を買って、改札前の窓口で手帳を見せて切符に鋏を入れてもらうタイプ、新京成は呼び出しボタンを押して駅員さんに手帳を見せて、割引用の設定にしてもらい購入。その後通常通り改札に入る。というスタイル。
新京成の要領で京成の最寄り駅でやったら駅員さんに「呼ばないでください。子供料金で買ってもらえれば大丈夫なので!」と怒られたので、それからは券売機で子供料金の切符を買い、窓口で鋏を入れてもらっています。(ご参考までに、船橋、八幡、成田空港の駅員さんはめちゃくちゃ優しかった・・・)
駅によって鋏の形が違うので、それもまた面白いものの一つと感じます。
まずは、最寄りの八千代台駅。
おそらく八千代台の「八」をイメージしてるのでしょうか。台形っぽい形です。
八幡は。なんか猫っぽい形ですね。人によっては犬にも見えるでしょうか。
成田空港は改札が2つある関係もあり、ちょっと特殊です。
乗車駅からの切符を最初の改札前窓口にいる駅員さんに渡すと、この清算済証の切符をいただきます。この切符を2つ目の自動改札に入れて、外に出るという形です。
逆に、成田空港駅から乗るときは・・・
第1ステップでまず鋏を入れてもらいます。
その後2つ目の改札窓口で手帳と切符を提示すると、印を押してくださいます。
この日の成田空港の駅員さんは押したスタンプで手が汚れないようにインクを軽くふき取るようにしてくださり、降りる駅で必ず渡してくださいね~と声をかけてくださいました。
間もなく4月。京成では制度拡大が始まります。定期については割引のものを買いますが、もうしばらくは定期区間外については普通乗車券(子供料金)で買って、駅ごとに違う鋏を入れてもらうのを少し楽しんでみようかなとも思います。
そして以前のように怖がることなく、電車にすんなり乗れるようになれたらいいなと思ってます。