つってもまあ現存してますとしか言えないんですけれど。
数々の不運が重なってひっそりと消えていった3748編成の成田方先頭車である3741号車ですが、色々と部品だけぶち抜かれた状態で宗吾基地のヌシと化しています。
かつて3748編成は北総7818編成としてリースされていましたが、令和2年6月に青砥で脱線しまして、いろいろあって2代目3748編成として京成に出戻りすることとなります。ウェルカムオンボード。
いろいろあって一時期は6両で活躍していたこともありました。これが貴重になったという話は別にどうでもよくて、この写真を撮った令和4年内に高砂検車区で当時の3788編成がコケさせられたせいでこの3748編成が巻き添えを喰らう形で消滅してしまいました。「泣き別れもげる」なんてとっても笑いのセンスを研ぎ澄ませた蔑称を付けるイケメン好青年もいるようですが、それはさておき、2代目6両3748編成の上野方2両は現行3788編成に組込まれてしまいました。していずれにせよ2代目3748編成は短命に終わり、何なら脱線事故から抜け出したのに成田方の4両は冤罪死刑よろしく廃車となりましたので、なんかもうねって思います。泣き別れもげる(失笑)
何はともあれ、もうこの3741号車の車籍もないのでしょう。いやあったらスマンな。海と山って貼ってあるのは3741号車に入る時の合言葉!ではないです。でしょうね。重ね重ね不運で気の毒な電車ですが、しかしこれを見ていると何かしらの教習用車両として残っているのではという見方もできますし、実質的に3700形として保存されることになる(まあその経緯は残念ですが)可能性もあることでしょう。また会える日があるかはわかりませんが、しかしこの3741号車が京成の明るい未来のための存在となっていたら一介のオタクとしてはそれ以上のこともないかと思います。