この時間は,空旅をお送りします。
今回は、初めて乗った国内線LCC、Jetstarを利用した空旅です。
本日は、成田空港到着後の様子です。
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では,ごゆっくり!
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成田空港で乗継時間は4時間ほどあるのですが、ここで色々と計画があります。

ターミナル相互の移動は、連絡バスを使います。
バスの運航ルートは空港のHPの情報によると次のとおりです。
全てのターミナルを時計回りに巡回するブルーの路線を使いますが、3タミと2タミは繋がっているので徒歩連絡できるくらい近いのですが、1タミは離れていて、1タミから3タミは14分もかかります。
あとこのマップにはありませんが、、1タミから3タミとの間に京成・芝山鉄道の東成田駅にも停車します。
このことを、あらかじめ知っていたので、今回は、こんな企画にしてみました。
スタート・3タミ→(バス)→東成田駅→(徒歩)→2タミ・空港第2ビル駅→(列車)→成田空港駅・1タミ(ランチ)→(バス)→3タミ・ゴール
まあ2タミと3タミの順序はランチの混み具合で入れ替わるかもしれません。
なおランチは、プライオリティパスでタダでいただけるランチスポットを狙っています。
つまり成田空港で、やりたいことは
・東成田駅、成田空港駅、空港第2ビル駅の駅訪問
・プライオリティパスで無料ランチをゲットする
という2点となります。
連絡バスは5分おき、長く待っても10分おきにはやってくるので、便利です。
やってきました!

このバスで、東成田駅を目指します。
3タミから乗車したのは、なんとワタシだけ。

まあ国内線LCCで来て、ここから国際線に乗り継ぐというパターンの人が乗車することになるのでしょうが、あまりそんな人はいないんですかねえ。
ジェットスターに乗ってきた人、みんなどこに行くんだろう?
2タミ、1タミと方向間隔が狂うくらい移動して、東成田駅に到着です。

2タミから1タミの間を乗降する人はかなり多かったのですが、1タミを過ぎると再び車内は少なくなって、東成田駅で降りたのはワタシだけでした。
さて、東成田駅はどこにあるんでしょう?
かつての成田空港駅だから、きっとデカいんだろうと妄想しています。
ターミナルビルのなかではなさげですけど……
……まあ案内表示にしたがって進みましょう。

あれ、ターミナルからどんどん離れていっちゃう。

えっ???まさかの前方の小さな建物が駅の入口でした。

入口には警備員の方が立哨されていたので、写真は撮れませんでしたが、「あっ、人が来た!」的な顔で見られたので、あまり利用者がいないのでしょう?
小屋みたいな建物を抜けて進むと、ここが駅の入口、ホントにここがかつての日本の玄関口にあったターミナル駅なの???

まあ後で分かったんですが、裏手から入ってたみたいですね。
地下に降りると、やたら広いコンコースがありました。

自動券売機、各ターミナルビルへの見取り図もありました。

ここからは乗車しないので入場券を買って構内に入りましょう。

え~、この改札で乗降客をさばいていたの?まさかねえ。

それにしても廃墟ビルみたい(^^ゞ

この写真、クイズで出したのを覚えてるかな?

構内は1面2線です。
駅名標、次の芝山千代田駅までは芝山鉄道の路線です。

東成田駅の見どころは使われなくなったもう1面のホーム。

成田空港駅当時の駅名標が残っているのです。

この駅名標、国鉄っぽいですが京成の駅名標です。
実は、ワタシもつい最近まで勘違いしていたのですが、この旧成田空港駅は京成の単独駅でした。
現在の成田空港駅・空港第2ビル駅は、京成とJRの共用駅になっていますが、当時は違うのです。
へえ、セントレアみたいに私鉄が空港アクセスを独占していたんだと思ったらそういうわけでもなかったようです。
本来、国のもくろみは、東京から成田新幹線で成田空港へのアクセスを狙っていました。
しかし、成田空港自体の反対運動や新幹線沿線の反対などで思うように工事が進みません。
そこで仕方なく京成に頼んだのか、京成が京成成田まで既存路線があるのでやる気を起こしたのかしりませんが、京成が先に空港アクセス鉄道を開業することになったのです。
しかし、国からの嫌がらせが(^^ゞ……
東成田駅、当時の成田空港駅ですが2タミからはまあまあ離れているし、開業当時のターミナル、現在の1タミからはもっと離れていたのです。
つまり、国は京成に空港アクセス鉄道は許可するけど、将来、国鉄の新幹線成田空港駅をターミナルビルの直下に建設するため京成の駅をターミナルから離れた位置においやるという嫌がらせをしたのです(あくまで個人的な主観です)。
だから開業当時のこの駅は、めちゃ空港アクセス鉄道としては不便だったことになります。
当時も現在あるような連絡バスか徒歩連絡でターミナルビルに向かう必要があったのです。
最終的に成田に新幹線を通す計画はなくなってしまったので、その計画中または工事中の区間を使って開業したのが、北総・京成成田アクセス線だったり、現在の成田空港駅・空港第2ビル駅の区間だったりします。
まあ、一部区間でも新幹線工事が無駄にならなくて良かったです。
さて、成田空港について、最初の目的地に来るまでに1時間近くかかってしまったので先を急ぎましょう。
降機後の徒歩移動、連絡バスの移動時間、意外とかかってしまいました。
改札を出たら自動券売機の横にこんなパネルがありました。

これだけ見ると、華々しく開業した駅に見えるんですけどねえ。
さっき駅の出入口が小屋みたいだと言いましたが、正式にはこちらがエントランスだったみたいです、ちょっと駅舎撮影に上がってみましょう。

あら?まあさっきの小屋よりは大きいけど、やっぱちっちゃ!

開業当初はどんな駅舎だったんでしょうね。
さて、ここから計画では2タミに徒歩移動をします。
ちなみに鉄道での移動だと、いったん成田駅まで行かないと空港第2ビル駅には行けません、これはかなりロスになります。

ということで、この地下道から移動します。

誰もいないんですが、ちゃんと2タミにたどり着くんでしょうか?
(令和6年10月撮影)