橿原線の普通電車は新旧様々な車両が充当されるため趣味的に面白く、2編成8両のみの少数派である8800系も運用に入りますが同系は8000系列で一番最後に登場しており、界磁位相制御を採用した完全な4両固定車になっています。新造当初から下枠交差形パンタを搭載し、両先頭車がTc車なので8600系よりスッキリした印象を受けますが貫通路が全て狭幅なのも8600系と異なる点であり、注目点の一つでもあります。
(2025.3.14 西ノ京〜九条間にて撮影)
橿原神宮前行き普通電車に充当される8800系FL04です。4両単独での普通運用にもよく入る同系ですが先に書いたように2編成8両のみの少数派であるため出合う機会は少なく、この日は久し振りの撮影であると共に西ノ京付近における同系初撮影になりました。
(2025.3.14 西ノ京〜九条間にて撮影)
橿原線内は急行よりも普通電車の方が本数が多く、線内完結列車のほか天理線直通列車や京都線直通列車もありますが橿原線内では急行の待ち合わせをしないこともあり、それに当たると「各駅停車が先着か・・・」って思ってしまうこともあります。また橿原線内は急行停車駅を除いてホームの長さが4両分しか無く、ここを走る普通電車は最大4両編成までになりますが2+2の重連も見られるので見所があり、1233系列と9020系による2色混成も充当されるので狙う楽しみもあります。