銚子電気鉄道 新地紋券~1 笠上黒生から 銚子ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

銚子電気鉄道では、南海電気鉄道から2200系電車の譲渡を受け、改造の上で22000形電車として2024年3月29日から営業運転を開始いたしました。

 

この譲渡車導入の関係と推察されますが、「銚子ゆき」の乗車券に新地紋券が登場しています。

 

 

令和7年2月に発行されました、「笠上黒生から 銚子ゆき」の新地紋券です。

 

 

Choden緑地紋券となります。

 

 

 

 

 

こちらは22000形電車の譲渡元である「南海電気鉄道」の旧地紋券です。

 

 

この地紋を見ますと、銚子電気鉄道の新地紋は南海電気鉄道の旧地紋の社章を銚子電気鉄道の社章とし、「NANKAI」の文字を「Choden」の文字に置き換えたデザインとなっている事が分かりますが、「NANKAI」のように全て大文字で「CHODEN」とはならず、「Choden」と小文字を交えています。

 

 

 

 

 

「銚子ゆき」の旧地紋券です。

 

 

PJR/てつどう青地紋で、下部には同系色の帯の入った券でした。

 

 

 

 

 

新地紋券と旧地紋券では地紋の違いだけでなく、着駅の「銚子」の文字が大きくなっています。

 

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

 

上段は旧地紋券、下段は新地紋券となります。

 

裏面の区間表記は発駅の「笠上黒生」のフォントがゴシック体から明朝体に変わり、旧地紋券では「→」の矢印でしたが、新地紋券では「から」となり、券番の数字のフォントは新地紋券では「井口印刷」調製の券のような細身のフォントとなっています。