2025年大阪・関西万博開催!その72〜「OsakaMetro中央線」会期中の「統一ダイヤ」発表 | ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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趣味の鉄道の話題を中心に、お出かけ記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



3月も下旬に入り、新聞では連日にわたり万博関係の動静を伝える記事が増えて来ました。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年3月18日付け 25面(大阪東部・河内面)より。



18日付けは、万博会場がある人工島「夢洲(ゆめしま)」に配備されるという、最新型消防車について。「万博」の文字が光ります。

確かに、昨年にはメタンガス突出などといった埋立地ならではの事故もありましたし…少なからず、心配の種には違いありません。


一方では、夢洲会場に唯一乗り入れる鉄道「OsakaMetro中央線」について。半年の会期中、観客輸送のために特別ダイヤを組成して輸送に当たる計画が発表された、というもの。



記事によると、実施は開幕前の4月2日から。「統一ダイヤ」という、平日と土日祝日ともに同じ特別ダイヤを、閉幕日までの全日で実施。

朝に会場の夢洲へ、夕方からは会場から退場する観客輸送を考慮した、最短で2分30秒おきというダイヤになるとのこと。


「中央線」沿線の市内中心部付近はビジネス街で、さらにOsakaMetroの全路線と接続しているということもあり、朝ラッシュの輸送と、万博会場へ向かう観客が入り混じることを想定しての頻発ダイヤです。


さらに、教育旅行(遠足や社会見学になりましょうか)に向かう府内の児童や学生のために、専用列車を走らせるともあります。




OsakaMetroからもプレスリリースがなされていました。ちょっと見てみることにします。



「統一ダイヤ」の詳細はまだ発表されていませんが、上下ともに、朝夕は従来より列車本数は2〜3倍に増発。最大で1時間当たり24本という
列車が設定されることになります。


この任に当たるのは、次々と増備されている「30000系」。この万博輸送後は「谷町線」へ転属することが決まっています。生駒にて。


そして、宇宙船を思わせるこの「400系」。これに相互乗り入れを行う近鉄車両が加わります。長田にて。


ところで「最大2分半間隔の1時間当たり24本」というのは、果たしてどのようなものか。

公式サイトのダイヤ検索をくぐってみます。


OsakaMetroの大動脈、他線を引き離す多数の乗降客数を誇る「御堂筋線 梅田駅(大阪市北区)」の平日下り(淀屋橋・本町・なんば・天王寺・なかもず方面)から。



いちばん列車本数の多い、平日8時台の列車本数が27本。それでもこの時間「御堂筋線」は満員なのですが、なんとそれに匹敵するもの、だというと、万博輸送に対するOsakaMetroの本気度を感じます。新大阪にて。


そういったことで「統一ダイヤ」での総列車本数は、従来ダイヤの2倍以上。

森ノ宮(同中央区)や長田(大阪府東大阪市)、近鉄線内の生駒(奈良県生駒市)など、途中駅での折り返しももちろんあるでしょうが、これは詳細なダイヤの発表が大変気になります。


さらに「子ども列車」と銘打たれた、学校単位で万博会場を訪れるための専用列車の設定も、合わせて発表されました。



なるほど、「専用列車」「優先列車」の2種類が設定されるよう。

殊に前者は、森ノ宮・弁天町のみからの客扱いになるようで(後方車両は一般旅客も利用可能!)こういった特別輸送ならではです。


趣味的には、大変興味深いものがあります。




万博開幕まで、今日であと22日。桜が満開になる頃には、万博はいよいよはじまります。


今日はこんなところです。