今回から不定期で05系の各編成を紹介していこうかと思います。
トップバッターは24F。つい最近SR無線取り付け、ATO対応工事も終わり、運用に復帰した。
では、どうぞ。
05系24Fは、1994年に7次車として近畿車両で製造された。
車両構成は4M6T。(10両編成の中でモーターがついている車両、号車が4両、モーターが付いていない車両が6両という意味合い。)
ちなみにこの編成は、最初から行先表示機が3色LEDで、紙?布?製の幕はつけたことはない。
※この24Fだけ幕が弱く、シャッターを早く切ると幕切れしてしまう傾向。
7次車は新製時からチョッパ制御ではなく、06系と同じVVVFを装着している。
↑幕が弱々。
2枚ともB修繕前の様子。
24Fの一番の特徴は何といっても前面、側面などに貼ってある「Al」のマーク。
これはアルミニウムの元素記号、「Al」であり、05系は先代車両5000系と違い全編成アルミでできている。
しかしこの24Fのみ、そのアルミでできた5000系一部編成を廃車した時のアルミをリサイクルして使用しているのだ。
その証に、車体の様々なところに「Al」ステッカーが貼られている。
そしてその姿は、多くの鉄道ファンを魅了している。
そんなこんなで走り続けてきた24F。2023年ごろには、東京メトロが行っているB修繕のため、深川検車区に入場。
B修繕中の24Fの様子。
2024年9月30日、無事にB修繕を終えて深川を出場した。
内容は今までのB修繕とは変わらないが、車内のAlプレートがステッカーに変更されたのは少し寂しい。(残してくれるだけありがたいが。)
↑B修繕前
↑B修繕後
B修繕後の様子。ホームドアが付いていない写真が撮れなくなるのももうすぐ。
B修繕後直後の運転席の様子。
未だ扇風機で夏は辛そう。
この時点ではまだATOボタンのところは準備工事だけで終わっている。
※ATOの事について分かりやすく解説しているのはこちらの記事↓
東京メトロ東西線ATO、まもなく(知らない人にも分かりやすく) | 作2のAmebaブログ
そして2025年に入って再び深川に入場。
今度はATO,SR無線を取り付けて再び帰ってきてくれた。
出場後の24F。南砂町にて。
そんな24Fももう30歳越え。これからも頑張って東西線を支えていってほしい。
24F関連記事はこちら↓
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