今日はKATO機関車のテールライト点灯化に関する話です。ずっと懸案だったんですが再びトライ、まだ片Endだけですが上手く行ったと思います。フレキシブルフラットケーブルを使うという工夫をしましたが、一方でファンクションによっては電圧が出ない?も発覚しています。最初はボディーが大きい機関車=EF71 2号機を選択しました。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

テールライトが灯るようになったEF71 2(3079-1)、左はED78 3(3080-1)ですがこちらは未施工です。最初はスペースに余裕がある形式の方がやり易いだろうと思い、板谷峠コンビを出して来ました😁。

 

機関車(モーター付)にテールライト点灯機能が付いている製品は、私の知る限りKATOのEF63のみ(↓記事で最近出て来ました)、他は点灯機能が無く何とかしたかった..で今回色々工夫して自己流で点灯化しています。(EF63もテールライトDCC化でだいぶ苦労したんですが😅)

 

 

 

1枚目と同じ2End側を撮影していますが、DCCなのでスイッチ操作でヘッドライト点灯、テールライト消灯といった切換操作も行えます。

 

きっかけはこれ、これまでより小さいサイズのチップLEDを入手したことです。別の目的で買った1608サイズというものですが

 

横幅1.6mmというミクロサイズ、クリップに挟んでハンダ付けしますが、ルーペを使ってもかなり厳しい大きさです。私の腕ではこの大きさが限界かな~。ハンダ付け作業は室内灯など色々やって慣れて来たので何とかなりましたが、一昔前なら太刀打ちできなかった気がします😅。

 

これを写真左にハンダ付けしています。ハンダごての熱で白い被覆フィルムが溶けるので素早く作業せねばならず、斜めになっちゃったのは仕方ないところと思います😅。扱いは面倒なんですが、この2本線ケーブルを使う所にミソがあります😁。

 

使ったのはフレキシブルフラットケーブルというもの、TOMIXキハ40のDCCライト点灯化で使っていました↓。本来可動部がある家電などに挿込み式で使われるものです。以下記事には書いていませんでしたが、機関車のテールライト点灯化をイメージして買っていました😁。2本線に切り出して、先端にチップLEDを付けています。

 

 

今まで使って来たチップLEDの最小は真ん中の2012サイズ、1mmピッチのフレキシフラットケーブルだと左右幅が大きすぎてはみ出しちゃうんですが😅、1608サイズ(左)なら隣り合う2端子間にハンダ付け出来ました。端の部分は硬いので使わず、途中で切断してグラインダーを当て、金属部を露出させてハンダ付けしています。

 

直流電圧をかけて点灯確認です。Blogを始めるはるか前;2011年頃にTOMIXのED75にテール点灯機能付きというカスタム商品を買ったことがあるんですが、ヘッドライト基板に逆極性接続でウレタン被覆線が伸び、先端にチップLEDがハンダ付けされていたと思います。DCC化をやるのにあれこれ弄った所早速ウレタン線とLEDのハンダ付けが取れて結局ダメ でした😞。その点フレキシブルフラットケーブルの切り出しなら1mmピッチの2本平行線の形を保ってくれるので、チップ抵抗のハンダが外れてしまうリスクも少ないだろう との考えでした。

 

続いてDCCデコーダDN163K4aへの配線です。各ファンクション共通のcommon(+)端子に0.4mm径の青ケーブルをハンダ付けです。何でヘッドライトLEDの直近=ハンダ付けし難い位置にあるのよ?はいつも思う所ですが、そういう製品なので仕方ありません😅。

 

デコーダのファンクション端子位置は、公開されているDigitraxの製品ページに記載されています。左上方の+commonが上述プラス側、F1~F4の端子をそれぞれマイナス側に接続すれば機能する筈です。例えばF1に接続すれば操作機器のテンキー1でOn/Off切換が出来ます。

 

今回F1を使おうと思い、チップ抵抗を介して緑ケーブルを配線したんですが、どうやら電圧が出ていないことが分かりました😲。他のDN163K4aでも同じことが起こっているみたいなので壊れた訳じゃなさそう、何か設定があるの?とか調べてみる必要がありそうです。

 

ひとまず行けるか?を早く試したかったので、電圧が出ているF4端子を使うことにし、スペースが無いので赤矢印の位置に2.2kΩのチップ抵抗を介して配線しました。ファンクション端子からは12V以上が出力されるので、抵抗を介さないと瞬殺でLEDが切れてしまいます。

 

フレキシブルフラットケーブルは両面テープで写真のように貼付けです。KATOのテールライト構造では両側に1つづつ必要、並列接続にしています。上述の通りこの大きさ、薄さで2本平行線のまま使えるのがミソじゃないかと思います。

 

右下のテールレンズパーツは厚みがあってLEDが入らないので、先端だけカットして裏から挿し込み、少量のゴム系接着剤を使用しています。これも極小サイズで目玉には厳しい作業です😅。

 

こうしてだいぶ苦労はしましたが、EF71 2の2End側だけテールライト点灯仕様になりました。早速ED78 3と組んで重単運転です。Blog名にもしているように、機関車の重単回送は大好きで😁、わざわざテールライト側;後追いを好んで随分撮影をやりました。これを模型でも再現したかったんですよね~😄。1End側をどうするか?や上述F1の電圧が出ていない件などまだまだ色々ありますが、どうやら出来そう という感触は掴めました。ED75などスペースに余裕が無い形式になるとどうなるかな?もありますけどね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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