JR西日本岡山地区の115系などの置き換え用として2023年にデビューした227系500番台「Urara」。今年3月に新製された3編成7両は試運転後の19日、下関に回送されました。下関駅南の電留線での様子を20日に見てみました。
下関駅南の電留線に入った227系500番台「Urara」(県道の歩道から)
下関に回送されたのはL26、R14、R15 の3編成。3月11日に近畿車輛(大阪府)を出場したばかりの車両です。
20日の時点では下関駅南側の電留16番線に入っていました。かつて広島地区向けの227系0番台も同じように置かれていたことがあり、今回の500番台「Urara」もそれを思わせる光景です。
L26編成のクモハ226-539。下関地区で見る500番台「Urara」は新鮮です
「ホーム状況確認カメラ」が設置された車端部。最近の車両は安全対策が強化されていて、こんなところからも下関地区を走る国鉄形車両との差を感じます
今回の227系500番台「Urara」の下関回送が単に疎開のためなのか詳細は分かりませんが、こうしてピカピカの新車を見ると、世代交代が着実に進んでいることを実感します。
227系は今後、下関地区への投入も予想されます。国鉄末期以来、40年以上活躍する115系3000番台がいつまで走るのかも気になります。