力餅で小腹を満たし撮影再開。
日没まではあと2時間半。
いくらコンパクトな路線と言っても2.5往復。
あまり時間はありません。
交差点の横断歩道を渡りびわ湖浜大津駅へのエスカレータ乗り場前で撮ったのですが、京津線に被られた。
まぁこれはこれで面白い写真にはなりましたが。
続いて三井寺方向へ少し歩いたところから605-606号車を迎えます。
併用軌道間はそろそろと走るので、これほど撮りやすい鉄道写真スポットがほかにあるだろうかってほどです。
小柄な15m級とはいってもトラム用では無い車体はやはり迫力がある。
前後で色が違うところが良い。
こちら側のヘッドマークはくみまゆとなっていて、3年生主要メンバーが前面に揃ってますね(副部長の秀一がおらんが)
粟津駅ホーム端より最大望遠で狙います。
石山駅を出てすぐにJRを跨ぐオーバーパスから下ってくる列車が撮れるのですが、ちょっとぼくの機材では遠かったですね。
この写真はトリミングしてあるので画質が荒い。
400mmは必要っぽい。
望遠で撮っているのでまだ踏切は鳴っておらずあれに乗って終点に向かいます。
車内でお手製のダイヤグラムを見て気付きました。
これ、終点ひとつ手前の松ノ馬場駅で709-710号車とすれ違うんじゃないか?
正確なところを時刻表で調べてみると、こちらが発車した1分後にあちらが発車する。
ということはホーム端で望遠で狙えば両車のすれ違いが撮れるはず……
もうドキドキです。
松ノ馬場駅までの長い登り直線。
既に向こうのヘッドライトの光が見えている。
少し遅れているか?
後ろ車両に移動して、停車してすぐにホームに出ると……
間に合いませんでした。
千載一遇のチャンスかと思ったのに……
残念。
終点の坂本比叡山口に到着。
なぜなかよし川先輩を向かい合わせにしなかったのかと小一時間問い詰めたい。
唐橋前駅ホーム端から。
運が良ければ新幹線が走ってくれるのですが……
さらに言えばこの黄色いラッピングとドクターイエローが重なってくれればもう言うこと無し。
上下のぞみ検測こだま検測ともにここを通過するのはもう2時間くらい早い時間帯だったと思うけど。
暗くてそろそろ撮影は限界ですね。
ひとつ先、終点の石山寺駅で下車してみました。
通りを渡れば寒い河川敷には誰も人はおらず。
ようやく昨日の出勤前からバッグに詰め込まれていたドールを出してあげることができました。
駅前を流れるは瀬田川。
琵琶湖から流れ出し、京都府に入れば宇治川、大阪府では淀川と名を変えます。
ここから15㎞ほど下ればおーまえちゃんの自宅マンション前となりますね。
今回の旅では宇治に行く予定は無いので、ここで撮影です。
また「上手くなりたい!上手くなりたい!」って泣きながら走ってきたらいつのまにかここに着いていたのかな。
天ケ瀬ダムから県境を越えるまで大変そうだけど……
びわ湖浜大津駅に戻ればもう真っ暗。
交差点角の居酒屋の煌々と灯った明かりがどれだけ列車を照らしてくれるか。
それでも1/125ですら真っ黒。

シャッター速度を1/30にしてカメラを振って流し撮りでなんとか撮れました。
やはり戸袋窓に貼られた顔が車内の光に透けてしまっていますね。
戸袋窓は無くなるであろう新型車両に期待です。
赤字体質なこの路線専用となるサイズの車両を製造できる余裕があるかどうかはわかりませんが……


こちらは709-710号車より1週先の30日で運用終了です。
(響け!ユーフォニアムラッピング期間が終わるだけで車両が引退するわけではありません)
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