3月19日の夕方に話は遡ります
甲子園での観戦を終えて、寒さから逃げるように駅へ
どこか、温かい場所へ行きたいが
平日だから、郵便局に行ける
阪神福島駅付近の郵便局を攻めようかと思い、尼崎で特急を乗り捨てたが、もう時間が無さそう
結局、後から来た急行に乗った
阪神の「急行」は10年ぐらい乗ってない気がする
さて、今夜の宿泊地は高槻市駅付近のホテル
その前に、吹奏楽の定期演奏会に立ち寄り
梅田に着いて、阪急へ乗り換え
けっこう歩いた
阪急京都線では、昨年7月から有料着席サービスを始めたそうで、
その名は、「プライベース」
せっかくだから、試しに乗ってみよう
急な思い付きなので詳しく下調べはしてないが、昼間の時間帯にも設定があるのは確認済み
やはりと言うか、窓口販売は無く、ネットでの購入か(紙のチケットが欲しかったのに)
そんなことも想定し、15分余裕を持っていたので、昭和オヤジも10分かけて購入に成功した、クレジット決済。
(京急Wingネット購入で多少は鍛えていたし)
どうしても無理ならば、車内購入もできるそうで、高齢者に配慮しているのがいい。
当該車両が連結されている「特急」が到着
プライベースは4号車
おお、見慣れない窓配置
真ん中に乗降扉があり、アテンダントが乗車案内
マルーンカラーだけに高貴な感じ
車内は、3列シートだった!
JRなどのグリーン車より断然豪華だ
これで500円は安いぐらいだ
2列シートも、個別シートの感じ
京阪のプレミアムカー程度のを想像していたから、これは驚き
高槻市で降りるのが惜しい
まだ帰宅ラッシュ前だが、8人ぐらい乗車し、発車
見慣れた淀川もどことなく違って見えた
淡路付近は高架工事中
かなり前から新幹線からも見えるが、かなり長期化?
高架線は途切れ途切れ
淡路・茨木市での乗降は無し
梅田から22分、高槻市に到着
平日で高校生の下校時間帯だが、プライベースは実に静かな空間だった。
高槻市で降りたのは私一人で、アテンダントさんに「ありがとうございました」と声を掛けられた時、恥ずかしかった。
関西においては、500円もけっこう大金で、やはり、府をまたぐ長い距離の利用が大半なのだろう
高槻市だと運賃280円に対して料金500円は割高だし。
今度は京阪間で試してみたい。
さて、先にホテルにチェックインしてもいいが、はやる心もあり、定期演奏会会場へ
10分ぐらい歩いて
高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホールに到着
最近できたばかりの綺麗なホールだ
金光大阪中高 第32回定期演奏会
1時間前なのに長い行列が出来ていた
金光大阪吹奏楽部との出会いは
2022年のセンバツ高校野球、
もともとは他のチームが目当てだったが・・・
スタンドに入ると、地元大阪だけに大応援団
この時は、まだ声出しが出来なかったが、ブラバンは解禁、大人数の演奏。
オリジナルの応援マーチ「金光マーチ」が5曲あり、しかも、なかなかいい音を出しているではないか
チャンスのテーマ「Go Fight 金光」は迫りくるような感じで、「天理ワッショイ」と並ぶ威圧感を感じた。
大阪府なのが大きなネックで、府大会は全面ブラバン禁止で、強豪ひしめく大阪大会に優勝して甲子園へ行かないと演奏が出来ない。
センバツでも10年に1回出られるかどうか?
この時は10年ぶりの演奏だったが、ブランクを感じさせない素晴らしい演奏で、凄い吹奏楽部だ、定期演奏会へ行ってみたいなあ、と思ったのだった。
18:00開演
進行中のMCは自然に大阪弁が出てきて、地元ではごく普通だが、私にとっては新鮮だったりする
第1部
コンサートステージ
3年生は引退し、1・2年生に中学生が加わり、35人だけと少ない
それでも1500人収容のホールがかなり埋まる盛況、平日なのに
♬聖堂の騎士、など
第2部
マーチングステージ
金光大阪の真骨頂はマーチングだ、関西大会まで進出
世界旅行をテーマとした演出で
アメリカ・アラブ・スペイン・日本と飛行機を乗り継いだ
少人数ながら迫力あるマーチングに、会場は大きな拍手
第3部
オリジナルステージ
♬銀河鉄道999、ジブリメドレー、青春の輝き、はいよろこんで、情熱大陸コレクション
昨年の紅白でも歌われた「はいよろこんで」では男子部員2名の流行のダンスもあり、
アンコールは、勇気づける曲メドレー
2時間ちょっとで終了
高槻城址の城郭がライトアップされていたが、0度近くまで下がり、速攻でホテルへ逃げ込んだ
(つづく)