南武線ご当地発車メロディ
川崎~立川間35.5km(支線含まず)を結ぶ南武線。
武蔵野線・横浜線とともに「東京メガループ」を形成し、2019年まで混雑率が180%を超えるなど、首都圏の輸送に大きな役割を果たしています。
沿線には川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムや川崎フロンターレが本拠地とするUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuがあり、それぞれにちなんだご当地発車メロディが流れることも特徴です。
そんな南武線ですが、JR東日本が進める首都圏各線のワンマン化の第一弾として、2025年3月15日ダイヤ改正よりワンマン化されることとなりました。
ワンマン化により、駅での発車メロディ取り扱いができなくなることから、車両側での乗降促進メロディ(各駅共通)に置き換えられることとなり、ご当地を含めた発車メロディは結果的に廃止となります。
小さいころからドラえもんが好きだった私。無くなる前に聞いてみたいと思い、ダイヤ改正前日に南武線に乗ってみました。
南武線用の車両です。
車両側面にはステッカーが貼られています。
ステッカーには音符が散りばめられていて、「音楽のまち 川崎」を表現しています。
なるほど、だからご当地発車メロディが多いんですね(?)
さて、川崎駅もご当地発車メロディ。
流れるのは「川崎市歌」。
それでは南武線の旅、スタートです!
列車は東海道本線・京浜東北線の列車と分かれます。
浜川崎支線が近寄ってくると、最初の駅、尻手です。
川崎から6駅、高層ビル群が見えてくると、武蔵小杉に到着です。
武蔵小杉はJRと東急が乗り入れる駅。
JR側は南武線のほか、横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄線直通が乗り入れ、駅はありませんがすぐそばを東海道新幹線が通過しています。
↑相鉄線直通の乗車記はこちら
武蔵小杉駅はご当地発車メロディ。
「ナンバーワン野郎!」という名前の曲が使われています。
川崎フロンターレのファンたちがこの曲を応援歌として使っていることが発車メロディになった由来のようです。
そのお隣、武蔵中原もフロンターレにちなんだご当地メロディ。
「FRONTARE20000」。フロンターレの応援歌のようです。
武蔵中原から2駅、武蔵溝ノ口に停車しました。
この駅の発車メロディは他駅とは一線を画す重厚な音色。
平原綾香さんのデビュー曲「Jupiter」です。
平原さん自身が演奏を行った特別なメロディ。使用開始が2024年7月1日でまだ1年も経っていませんが、あえなく消滅となってしまいました…
プレスリリースを出し、平原さんを招いての記念セレモニーを行うほどの力の入れようだっただけにちょっともったいないなと思ってしまいます。
ドラえもんの発車メロディ
ここからがいよいよドラえもんの作者・藤子・F・不二雄先生に関係する発車メロディです!
まず、武蔵溝ノ口から3駅目の宿河原ではキテレツ大百科の「すいみん不足」。
…途中切りですね。
そして、お隣の登戸駅に停車。
ここで下車します。
立川方面の1番線は「ぼくドラえもん」。
コミカルな曲調のメロディがしっかり最後まで鳴りきりました。
そして、3番線が「ドラえもんのうた」。
こちらも最後まできっちり流れました。
昔から好きだったドラえもんの曲が発車メロディに使われているのは嬉しいですね~
…今日で終わっちゃうのが本当に残念。
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