私鉄時刻表研究、今回は3月7日(東武線の一部の駅は3月14日)発売開始の「東武時刻表 2025年3月15日号」をご紹介します。
基本データ
発行日:不明(3月7日(3月14日)発売開始)
発行:東武鉄道株式会社
編集協力:株式会社交通新聞社
体裁:A5変形判、448ページ+カラー44ページ
定価:900円(税込)
今号は3月15日の東上線及び鬼怒川方面の一部特急におけるダイヤ改正に伴い発行されました。
改正の概要は
東上線
・通勤・通学時間帯の混雑緩和
・日中時間帯の急行増発(池袋~川越市間10分間隔に)
・土休日早朝新横浜方面の速達性向上
鬼怒川方面特急
・特急スペーシア及びリバティの新高徳停車
となっています。
時刻表の内容ですが、判型は変更ありませんが、定価は価格高騰のあおりを受け、前号から100円の値上げとなりました(T-T)。
表紙では、「スペーシアX」の画像が飾るほか、前号と同様ダイヤ改正の概要が記載されています。
綴じ込みの停車駅案内は、鬼怒川特急(きぬ・リバティきぬ)の新高徳終日停車が反映された形となっています。
カラーページは、ページ数が8ページ増加し、36ページから44ページとなりました。
カラーページの変更点は次の通りです。
・特急料金の繁忙期・閑散期導入に伴う繁忙期・閑散期カレンダー及び繁忙期・閑散期の特急料金・運賃表ページの追加(8ページ)
・チケットレスサービス「トブチケ!」開始に伴うチケット購入などに関するご案内ページの記載内容の変更
・カラー最終ページは「おいしい沿線project東武鉄道編」の案内から「東武健康ハイキング」の案内に変更
時刻表本文及び営業案内ページについては、ページ数他大きな変更点はありません。
ということで、今号では特急料金の変更に伴うカラーページの増加が目を引く形となりました。
私鉄時刻表研究、次回は「デジタル西武時刻表」 を採り上げる予定です(。・_・)ノ
なお、東武時刻表創刊号から2004年発行までを纏めたページを作成しておりますので、興味がある方はご覧ください。
また、平成26年版から2023年3月18日号までについては以下の記事をご覧下さい。
東武時刻表2018(平成30年4月1日号)