▼JR東海では、東海道新幹線へ上級クラス座席(半個室タイプ)を導入すると3月19日に発表しました。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/nws000001_00071.pdf
▼JR東海では、すでに個室の導入については、2024年4月17日に発表しています。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043528.
▼今回の発表では、N700系S車両の一部の10号車に、通路と座席間に鍵付きドアのある半個室座席を6席導入します。
▼座席は大型バックシェルタイプを採用、レッグレスト付きのリクライニングシートで、Wi-Fi環境にも対応、荷物スペースも設けています。
▼座席を転換することで対面での利用も可能になります。
▼開始時期は2027年度中の予定ですが、設備仕様、サービス内容、名称、運転区間、価格などの詳細は未定で、今後順次発表していくとのことです。

▼すでに発表された個室は、N700系S車両の一部に、Wi-Fi、レッグレスト付きのリクライニングシート、個別調整が可能な照明・空調・放送などの設備を完備した完全個室で、2026年秋には導入を開始予定とのことです。
▼東海道新幹線ではグリーン車の上をいくサービスはなく、JR東日本で導入されている「グランクラス」級のサービスが求められていました。
▼これで、やっとJR東日本のサービスと並ぶことができます。
▼しかし、価格はグリーン車よりかなり割高になるでしょう。半個室は「グランクラス」とグリーン車の間ぐらいで、航空機でいうエクゼクティブクラスという位置づけでしょうか。(2025.3.20)
まぁ、格差社会というか、時代の流れというか…(^^;。
航空機の世界ではすでに、エコノミー、エグゼクティブ、ファーストの
3クラスがあるので、鉄道は遅いと言えば遅いですね。