鉄コレの江ノ電800形を通電ジャンパー線化してみました。
前回は、モデモの江ノ電600形を通電ジャンパー線でつなげて走行性向上を試しました。
前回の記事はこちら
【Nゲージ】通電ジャンパ線で走行性向上【自作】
今回は鉄コレ 江ノ電800形です。
この車両は、以前カプラーを通電化してDCCサウンド化してありました。


通電カプラーと書いていますが、トレーラー車にスピーカーを搭載してサウンドを鳴らすための電気を送っていて、走行用の電気を送っている訳ではありません。
以前の記事はこちら
【鉄コレ】江ノ電800形 DCCサウンド化加工~後編〜【DCC化】
この車両の通電はうまく動作していました。
しかし連結部に幌などがない車両なので、自作カプラーが結構目立ってしまってちょっとかっこ悪い気がしていました。
また路面電車の急カーブ区間では、カプラーの厚みが車体に引っかかって脱線することもありました。
今回は通電カプラーをやめて、通電ジャンパー線に変更します。
<江ノ電800形カプラーの交換>
まずは前回加工した、通電カプラーを取り外します。
交換するカプラーは、トミックスの「密自連形TNカプラー(Sカプラー対応)」を使用してみます。
鉄コレのカプラー受けにはそのままでは入らないので、加工して接着しました。
<トレーラー車 スピーカー接点の製作>
トレーラー車に搭載したスピーカーの配線側に、磁石接点を取付加工します。
ネオジム磁石:ハイキューパーツ
角形 2mm×2mm×高さ1mm
MOGAMIの細い線
細い線の先の被膜を多めに剥いでおきます。
磁石に巻き付けます。
黒ゴム接着剤で補強します。
接点側の面には塗らないようにしておきます。
乾燥して磁石接点ワイヤーができたら、スピーカーと接続します。
<モーター車の接点>
着磁性のあるステンレステープを2mm角にカットします。鉄コレのカプラーポケットは、上部とボディー下面の間に空間がないので、カプラーポケットの側面にステンレステープを貼ります。
デコーダーから出ているスピーカー配線の先の被膜を、ちょっと長めに剥いて
銅箔テープの粘着面に貼ります。
ステンレステープに重ねるように、銅箔テープを貼りました。
磁石もくっつきます。
<スピカー用ジャンパー線完成>
江ノ電は車両が小さいので、モーター車側にデコーダー、トレーラー車側にスピーカーを搭載しました。
磁石での接続もちゃんとできました。
サウンドテストも問題ありませんでした。これで完成とします!