今日はDCC自動運転に関連する話です。何のこっちゃ?ってタイトルですが😅、車両検知が働かないタンク車に検知機能を付けようという話、以前試した”クルクル抵抗車輪”😁、上手く行かず一旦諦めたんですが何とか上手く行きそうなので”復活”させてみました。シンプルに目的を達成できそうです。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

DCC自動運転~出発信号を出せば勝手に走ってまた同じ場所に停車 といった単純周回運転は難なく出来るようになりましたが、渡り線通過~一瞬逆走が入るような複雑な運転も出来るようにと考えています。昨年末に衝突回避ロジックを作ってテストしていましたが↓あまりに複雑でアタマ爆発🤯、ちょっとクールダウンをしていました。2か月間を空けてようやく再開😁、写真の2番線からED75 115ED75 76重連のタンク貨物列車を運転する場合を考えます。タキ43000中心の編成、ドリルが折れて一度整備中断になりましたが、留置線に戻さずに自動運転テストをしています。

 

 

出発するとダブルクロスを2回渡って上り本線へ進入します。この時下り本線を列車が走って来てしまうと衝突事故になります😲。

 

 

そこで新たに衝突回避ロジックを組んで583系が写真の位置で自動停止、貨物列車の通過を待っています。今回は寝台特急はくつる編成を運転しました。黒い絶縁ジョイナーが電源区画の境界~この手前で停車するように自動で指令が出ます。これまでは各電源区画の長さを出来るだけ均等に と考えてきましたが、もうちょっとダブルクロス近くまで行って止まった方が模型のvidual的には面白いかな?とも思い始めています😁。自動運転の話は別途書く予定です。

 

ところが問題が発生します。使っているDCC車両検知機器(Digitrax BDL168)は電流消費を検知するタイプ、集電機能の無い貨車はそのままでは検知が働きません😲。

 

丁度1年ほど前に写真のような貨車用車両検知台車を試作していました。集電板を入れて抵抗を接続~電流消費するようにしています。当時は車両検知を始めてまだ2か月、自動運転などまだまだ先 といった時期でした。写真はコンテナ貨車用ですが、上述タンク貨物列車編成も最後尾だけこのタイプを付けていました。

 

自動運転をやってみると、最前部の機関車と最後尾の貨車のみ検知しますが、その途中=赤で囲った付近で検知の”中抜け”が発生するとシステムが混乱するらしく、貨物通過後に583系が自動再起動しないという現象が見られました😲。この図は対策後、通過するまで車両検知が途切れないようにする必要がありました。583系が進入を待っている37電源区画を貨物列車が通るのはダブルクロス半分の長さ×2の間だけ=310mmしかありませんから、17両編成のタンク貨物列車は確実に中抜けします😅。

 

写真奥が上述集電板+抵抗を付けた台車ですが、アレンジに使える集電板の数があまり多くなく、沢山作るには台車パーツの購入が必要?ですし、ポジション調整も微妙で走行抵抗が大きくなったりもします😅。そこでリトライしてみたのが写真下、車輪間=車軸に沿わせてにチップ抵抗を付ける というものです。

 

これ、実は1年前にトライしていました↓。チップ抵抗1個と燐青銅板の切れっ端があれば作れる..非常にシンプルでコストもかかりません。しかし以下記事の時は検知が上手く行かず諦め、上述集電板を付ける方法にしていました。

 

 

前回は472;4.7kΩのチップ抵抗を付けてダメだったので、今回は222、2.2kΩです。線路に乗せた所ちょっと怪しいけど検知が働く、2つ置けばほぼ大丈夫ということが分かりました。↑リンク記事で書いたように電流消費がデカくなり過ぎないか?の不安もあるんですが、車両検知可能な貨車を沢山作る為には必須と考え、後先考えずにやってみよう、です😅。もし電流値が高くなり過ぎてショート検知が発報したら検知車輪を減らせばいいでしょう。車軸のチップ抵抗が回転しつつ走るので”クルクル抵抗車輪”です😁。

 

1両に2か所付けられるので、これで検知が働くはずです。右は202;2kΩですが、新たに追加購入するにあたり左の222;2.2kΩしかなかったので混用しています😅。車両外側軸はカプラーに当たってしまうので付けられません。台車マウント(写真)、ボディーマウントどちらも同様です。

 

先ずは編成中に4両、最後尾の旧タイプも合わせると5両の検知機能付き車両を入れることで、検知が途切れず正常に自動運転~583系が再起動しない誤作動を回避できるようになっています。チップ抵抗がクルクル回って走ってる..こういうの個人的に好きかも😁~DCC自動運転をやらない限り必要のない装備ですけどね😅。貨車はサスペンション機構無しが殆ど、車輪が汚れやすいという問題もあります。どの程度の数を付けるのがいいか?運転して行って検証しようと思います。貨物列車編成は沢山あるので”クルクル抵抗車輪”を量産する必要があるのは間違いないでしょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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