昨夜は瀬戸内の美味しいお魚と庵治温泉の滑らかなお湯をたっぷりと堪能しました。
香川県旅行2日目は海沿いのドライブを楽しんで、本州と最も接近している大崎の鼻へとやって来ました。
こんもりした島は大槌島、小鎚島という無人島です。
暖かく、お天気が良すぎて遠くが霞んでいます。
霞んではいるものの瀬戸大橋が見えます。
ここから展望台へと車を走らせます。
目的としていた大崎第二展望台に着いたのですがトイレが故障で使用禁止( ̄▽ ̄;) 我慢できないので景色を見る前にトイレに貼られた案内通り「瀬戸内海歴史民俗資料館」へと移動します。
トイレをお借りした後、建物の屋上展望台から十分に景色を楽しめたので大崎第二展望台には戻らず、せっかくなので資料館を拝観させてもらうことにします。
立派な建物の中には瀬戸内の生活や信仰に関する様々な資料が展示されています。
よく見ると「国鉄」の文字が見えます。
ここから先はかつて岡山県の宇野駅と香川県の高松駅を結んだ日本国有鉄道の航路に関する展示となっています。
宇高連絡船で活躍した船たちの模型です。
右端の讃岐丸は宇高連絡船の廃止後、JR四国の観光船として改造されたようです。
学生時代、玉野市にある渋川青年の家で合宿を行った後、高知県出身の友人が宇高連絡船で四国に渡ると言って宇野に向かいました。私の知る宇高連絡船を利用した人物は唯一彼だけです(笑)当時、関西から四国へはフェリーに乗るのが一般的だったと思います。
宇高航路は国道30号線の一部で、瀬戸大橋は国道30号線のバイパスという扱いです。
玄関前に展示されている、讃岐丸の錨です。
紅白の灯台は高松港を守ってきた灯台の灯篭部分を移設したものです。
数多くの貴重な資料が収蔵されており、しかも無料で見ることができます。建物も建築家のこだわりが詰まったような特徴のあるものです。ちょっとアクセスが悪い場所にありますが、見ごたえがあります。