前回の続き…
2024年6月7日~9日、金曜日が休暇だったので2泊3日の日程で関東地方(主に神奈川県)の乗り鉄・降り鉄と、北陸新幹線の3月に延伸された金沢~敦賀間の乗りつぶしを敢行しました。
今回は初日後半の内容です。
箱根登山電車山岳区間(箱根湯本~強羅)の全駅訪問を完了した後は、箱根登山ケーブルカーの全駅を徒歩も交えながら訪問していき、全駅訪問を達成しました。その後は小田原まで下山し、東海道線と根岸線を乗り継いで横浜・関内にて宿泊しました。
箱根登山電車の乗り鉄・降り鉄には、
『箱根登山電車1日乗車券(のんびりきっぷ)』(1,580円)を利用しましたが、
箱根登山ケーブルカーは普通乗車券を購入して使用しました。
今回の日程 2024年6月7日 (金) 【後半】
強羅1346(箱根登山ケーブルカー)1357早雲山1422(徒歩)1438上強羅1445(徒歩)1454中強羅1500(徒歩)1510公園上1520(徒歩)1535中強羅1541(徒歩)1558公園下1620(徒歩)1638彫刻の森1647(箱根登山電車)1650強羅1653(上り各停)1731箱根湯本1739(各停)1753小田原1834(東海道線)1938横浜1942(根岸線)1947関内
【宿泊】
(1)強羅1346(小田急箱根 鋼索線 早雲山行き)1357早雲山
ケ10形・ケ20形青色編成(2号車)2連
山上側車両(ケ20形)で着席 満席 前面展望
頭端式ホーム2面1線の強羅駅からは、
箱根登山ケーブルカーで一気に早雲山駅を目指します。
車両は青色の2号車2連で、私は山上側の車両に陣取り前面展望をしました。
箱根登山ケーブルカーには4つの中間駅がありますが、等間隔で配置されています。
全駅に停車して、11分かけて終点の早雲山駅に到着しました。
早雲山駅は頭端式ホーム2面1線で、バリアフリー対応のためエレベーターもあります。
終端部に駅舎・改札口があり、駅舎屋上は展望台になっています。
また、箱根ロープウェイの駅も併設されていますが、
ロープウェイは私の全駅訪問から除外している為、今回は乗車しません(過去に乗車済)。
駅前は駐車場があるくらいで人通りも少なかったです。
温泉旅館も駅から少々離れた所に点在しています。
(2)早雲山1422(徒歩)1438上強羅
箱根登山ケーブルカーの中間駅4駅は、徒歩で訪問していきます。
早雲山駅を出発し、ヘアピンカーブで斜面を下り、
企業の保養所が建ち並ぶ中を東へ進むと上強羅駅に到着しました。
単線の両側にホームを有する相対式ホーム2面1線の構造で、無人駅です。
駅舎は無く、南北から直接ホームに出入りする形なのですが、
当駅は南北間を結ぶ通路がないため、
移動の際は停車中のケーブルカーを通り抜けていい事になっています。
私は北側から駅に入ったのですが、車両を通り抜けて南側へ移動しました。
(3)上強羅1445(徒歩)1454中強羅
上強羅駅からは、線路南側の旅館や保養所が多く立地する中を東へ下り、中強羅駅到着。
中強羅駅も上強羅駅と類似の構造で、やはり南北間を結ぶ通路がありません。
そして山麓方からケーブルカーが来たので、停車中に北側へ通り抜けようとしたら、
車内がインバウンドで激混みしていて、
とてもこれを押し分けて通り抜ける気がしませんでした。
また、次のケーブルカーが来るまで時間があり、待っていても時間が勿体ないので、
次の公園上駅を目指すことにしました。
(4)中強羅1500(徒歩)1510公園上
中強羅駅からは、線路南側の道を下り、箱根美術館の脇を通って公園上駅に到着しました。
周辺には旅館や保養所が多く、駅南の東側(山麓方)には強羅公園があります。
駅構造は先ほどの2駅と類似していますが、
この駅は山上方で道路が線路をアンダーパスしていて、南北間の通り抜けが可能です。
駅南側を撮影してからアンダーパスを通り、駅北側を撮影しました。
(5)公園上1520(徒歩)1535中強羅
次は線路北側を西へ進み、先ほど行けなかった中強羅駅の北側を目指します。
しかし線路沿いに道路が無いため結構北側へ迂回する形になり、
しかも道路の勾配がケーブルカー並みにきつかったため、
中強羅駅到着時は汗だくになりました。
少し休憩してから北側ホームや駅前を撮影して、ミッションクリアとなりました。
(6)中強羅1541(徒歩)1558公園下
中強羅駅を後にして、来た道を戻りますが、今度は急な下り坂です。
公園上駅へ向かう道へは行かず、さらに下って公園下駅へと移動しました。
スタミナ的には楽でしたが、最後は膝が笑っていましたw
公園下駅も旅館や保養所が立ち並ぶ中にある駅ですが、南側にはカフェが多いです。
南側の山上方には強羅公園があります。
この駅も山上方にアンダーパスがあるため南北間の通り抜けが可能で、
駅北側を撮影してから南側へ回り、撮影しました。
これにて箱根登山ケーブルカーの全駅訪問を達成しました。
(7)公園下1620(徒歩)1638彫刻の森
予定ですとこの後は強羅へ移動して箱根登山電車で小田原へ下る予定でしたが、
先刻訪問した彫刻の森駅で写真撮影できていない箇所があったため、
徒歩移動でリベンジ訪問しました。
旅館や保養所が建ち並ぶ中を延々と歩き、
最後は箱根登山電車と並走する道路を歩きました。
彫刻の森駅では改めて写真撮影をして、リベンジ成功となりました。
(8)彫刻の森1647(小田急箱根 鉄道線 各停・強羅行き)1650強羅
3100形2連+3000形単行 1両目(3100形)最前部で着席
7割の着席率 景色を眺めて移動
このまま小田原まで下山しても良かったのですが、
改めて全区間の車窓風景を眺めたくなり、一旦強羅まで戻ることにしました。
空席があったので座り、少しだけ休憩しました。
終点・強羅駅に到着後は、下車してトイレを済ませました。
この後は次発電車に乗って座って下山しようとしましたが、
折り返し電車も満席だったもののドア脇が空いていて、
また日没も近づいていて山間部ゆえ早い時間に暗くなることも考えられたため、
結局、座れなくても折り返し電車に乗り込みました。
ちなみに『箱根登山電車1日乗車券(のんびりきっぷ)』を利用しているため、
折り返し乗車自体は問題ありません。
(9)強羅1653(小田急箱根 鉄道線 各停・箱根湯本行き)1731箱根湯本
3000形単行+3100形2連 3両目(3100形)後部ドア脇で立席
立客多数 車窓風景を眺めて移動(前面・後方展望を含む)
強羅発車時点で立客は少しだけでしたが、途中駅で少しずつ増加し、
箱根湯本到着時点で軽く混雑していました。
私はドア脇から景色を眺めていて、時には後方展望・前面展望もしていましたが、
下山中のスイッチバックごとに後→前→後→前と、
目まぐるしく前後が変化していきました。
そして途中からは予想通り暗くなってきて、
窓ガラスに照明が映り込んで車内からの撮影が難しくなってきました。
そして38分の乗車で終点・箱根湯本に到着しました。
(10)箱根湯本1739(小田急箱根 鉄道線 各停・小田原行き)1753小田原
小田急1000形4連 1両目で着席 満席 景色を眺めて移動
箱根湯本駅では改札を出ずに、各駅停車・小田原行きに乗り継ぎました。
往路は特急ロマンスカーを利用したのですが、今回は各停が先発です。
さすがに歩き通しからの立席で疲れたので、着席して車窓風景を眺めました。
山を出るとまだ明るかったです、やはり山の夜昼間は短いです。
小田原到着後は改札を出て、
東口駅前にある「バーガーキング」にて夕食を済ませました。
夕食後は駅へと戻り、今度はJR在来線の改札を通りました。
(11)小田原1834(東海道本線 普通・宇都宮行き)1938横浜
E231系10連→平塚で前方にE231系5連またはE233系5連を増結
後ろから2両目のボックスシート通路側の後向き席に着席
7割の着席率→ほぼ満席に スマホを操作して移動
小田原からはホテルのある横浜・関内を目指します。
グリーン車も考えましたが、もう暗くなってきて景色は望めず、
座れればいいので普通車を選択。2号車(前から9両目)に乗り込みました。
ボックス席はどの区画も先客がいたため、
1人しか座っていない区画の通路側進行方向反対側の席に座りました。
景色も眺めつつ、暗くなってきたのでスマホを操作していました。
ラッシュの逆方向ですが、乗車率は駅ごとに少しずつ上昇し、
大船で私の区画は全て埋まりました。
また、途中の平塚では前方に付属5連を増結して15両編成になりました。
横浜駅には定刻通りに到着し、私は下車しました。
(12)横浜1942(根岸線 各停・大船行き)1947関内 E233系10連
9両目ドア脇で立席 軽い混雑状態 スマホを操作して移動
横浜駅では根岸線に乗り継いで関内駅まで移動しました。
平日夜の帰宅ラッシュでしたが、さほど混んではいませんでした。
関内駅での車両の写真撮影が間に合いませんでした…。
ちなみに、この日は駅前にある横浜スタジアム(ハマスタ)で、
プロ野球セパ交流戦のDeNA-ソフトバンク戦が行われていましたが、
試合前に付近で火災が発生して黒煙がスタンドまで流れ込んだとの事で、
ニュースになっていました。
球場に延焼する事はなく、試合は予定通り行われました。
関内駅で下車後はコンビニで買い出しをしてからホテルα-1にチェックイン。
すぐに入浴を済ませ、あとはベッドでスマホを操作しながらくつろいでいましたが、
箱根の徒歩疲れが影響して、早くも21時には寝落ちしていました。
翌日以降も乗り鉄・降り鉄を続けました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)
テーマ:鉄道踏破の道(21~)