ローカル線放浪記&模型

主にローカル線とNゲージを紹介。 他、身近にあったこともついでに。

ショック・・・須坂市でふるさと納税産地偽装の記事

長野県須坂市、鉄道好きなら長野電鉄車両基地がある街というイメージが強い。

一般的には蔵のある街が売りのようですが。他にも臥竜公園の桜、米子大瀑布の紅葉なんかも有名。他にも某氏が収監されていた長野刑務所が電車内から見えたり。

そんな須坂市ですが、なんと言っても一番有名であろうものがぶどう。私自身、以前は長電訪問が秋になった際は数種類のぶどうを買って帰ったことが何度かあり、親にも好評を得ていました。

実は私も今住んでいる市の税金の使い方に納得がいっていないところが結構あって、どこかにふるさと納税でもしようかなと思っていたところ、タイトルの通りのニュースを耳にしました。

返礼品のシャインマスカットが須坂市産では無くて山形産を送っていたと言うこと。これではふるさと納税の意味が無いと思います。

市長が「遺憾です」とコメントしていましたが、これで終わり?もらった人の好意はどうだったのでしょうか?業者はそれを裏切った訳ですから、それなりの対応もすべきかと思います。節税目的で、おいしかったから問題なしという人もいるかもしれませんが、市に興味があって寄付した人には裏切り行為です。

シャインマスカットは現地の農家の直売所で買ったことがあります。他にもナガノパープルやクイーンニーナ辺りを買っていました。元々両親はピオーネが好きで食べていたのですが、私が長野産のぶどうを買って帰ったらシャインマスカットよりもナガノパープルが特に気に入ったらしく、秋になると買ってくれと言われたものですが、如何せんかなり高価なぶどうで一房3,000円くらいするのですよね。

シャインマスカットは元々広島県発祥のぶどうのようですが、ナガノパープルは長野県発祥、しかも須坂市発祥で地元のぶどうと言うことになります。

話題は変わりますが、須坂市では現在須坂長野東インター近くに大規模なイオンモールが出来ようとしています。あのトレインギャラリーがあった場所の近くですね。秋に車で通ったときにも工事が進んでいたのを目にしています。完成すると、駅前にあるイオン須坂店は閉店しちゃうんですかね。正直行くといつもお客さんが少なくて、ちょっと寂しい感じで、近くのツルヤに完全にお客を取られている感じ。私も両方行ったことがあるのですが、ツルヤの方が品揃えが良いと感じました。

ツルヤ須坂店に併設のマクドナルドで。写真じゃ判らんですが。

人口規模から見てもスーパーの数なんかも多くは出来ないでしょうけど、駅前のスーパーが無くなるとますます駅が寂れてしまいそうです。実際、信州中野駅は駅前のジャスコが保健センターに代わってしまって、駅前にはコンビニも無く、飲食店も少ない状態。ルートインに泊まったときに駅前に飲食店があまりないのでホテルで夕食を取ったくらい、フロントの人も苦笑いしておりました、確かにお店は少ないですとのこと。

ただね、じゃあ人口が多ければ良いのかというと、とにかく人が多すぎて何か疲れちゃうんですよね。うちの市と須坂市を比べてみると

大和市 人口約24万人 人口密度、約9000人/km2(県内2位)

須坂市 人口約 5万人 人口密度、約300人/km2

この人口密度ですよ、30倍の差はめちゃくちゃ大きい。神奈川では1位は川崎市ですが、川崎市大和市では面積が全然違うので、川崎市は南と北で全然雰囲気が違いますが、大和市は全体的に詰まっている感じです。ゴミゴミしているし、道路の渋滞も酷いし、電車のラッシュも半端ない。

よって、大きな長野県に行くと何かのんびりしているように見えるのは人口密度が少ないからだと思います。何となく落ち着く、だから訪れているのかもしれない。元々雪が好きですし。これでもそこそこ積もっている感じですかね?かなり前の写真。

偽装についてはコメントでも似たようなことやグレーなことは他でもいくらでもやっているだろうみたいな書き込みが多いですが、やっぱりその街が好きだからという人を裏切らないで欲しいです。

私も須坂市ふるさと納税を考えていましたが、もう少し駅前に賑わいを取り戻して欲しいです、その対策をして欲しいものです。せっかくの観光資源も駅を出てあまりに寂しいと気持ちが萎えてしまいます。特に飲食店が駅前に無いのが問題だと思います。駅前の再開発にもう少し自治体で力を入れることにふるさと納税を使ってもらえれば寄付を考えたいのですが・・・

須坂市スーパー銭湯、湯っ蔵んどで食べたモツ煮定食、もちろん地元の信州味噌を使っています。

フルーツはやっぱり実際に行って買うのが一番なんですけどね。